介護や医療の現場で働く方々のなかに、時々相手を不安にさせたり不安を煽るような伝え方をする人がいます。
そんな人に接したとき、「何か嫌な感じがする」と気づけるならよいとして。
その言葉を鵜呑みにしてしまい、不安や怖れでイライラしたり怒り出したり、心を閉ざしてしまったりする方々もいます。
他人の言うことには気づけても、いつもの自分がそういうタイプであることに気づいていない方もまた多く。
まったくこの世はままならない。
さてそんな時
「どうすればいいのか?」
伝えられたことは、仕方ないとして。
「どう伝えられたら自分は不安にならなかったのか?」
を考えてみる。
私の場合、何か問題があったとして、
・その問題に伝える人の感情や感想を挟まず
・すぐに事実を伝えてほしい
・どういう対処法があるか教えてほしい
・対処法の長所短所を教えてほしい
・選択肢がない問題の場合はその事実を伝えてほしい
・相談して解決法を決めたい
・一度決めたことに関しては、経過を時間単位を決めて(1日なのか1週間なのか1か月なのか)詳細な状況とともに報告してほしい
・伝えるときに肯定的な言葉や表現を選んでほしい
・責任を放棄するような報告は不必要(責任を明確にするためにそこまでに至る同意書などの書類がある)
実は先日、ちょっと嫌な感じの報告がありそれでこのブログを書くことに。
その報告をしてくださった方は、とにかく報告さえすれば私の責任はおしまいなので感がめちゃくちゃにじみ出ていて。
なんだかその言い方に心配性な私は完全に不安を煽られた。
つまり、その担当者の仕事ぶりを連想させるというか、その担当者は責任逃れの中途半端な仕事しかできません、と宣言しているみたいに感じた。
それはその方が事実と経過報告とその場の対処は一部だけ話したけれども、
・状況次第の見通しや次の報告についての話がなく
・それ以上にその人の話す雰囲気が「私は悪くありません!」という言葉にして話さないけれども、強烈な思いが伝わる言い方
に辟易。
私自身、相手を責めるつもりはなく、起こってしまった事実にどう対処していくか、という話だけで良かったのです。
そういう方はわりと
・責任の所在を追及しても責任なぞ取れない行動をしている
・そもそも責任逃れや放棄の思い込みの性質を持っている
・そのため前向きな話ができない
それならば私は、相手を責めるより、そういうときの自分のスタンスを決めることを選ぶ。
自己完結させる。
なんでも中途半端に放置すると悩みになったり、不安や怖れでさらにとんでもない問題を起こしたり、ややこしいことになる。
これは義父で嫌というほど経験(笑)
経験は活かしてナンボ!(笑)
自分のなかでもやもやを放置しないこと。
ノートなどに事実と自分の感情を書き出し、それに対してどうすれば解決できるか前向きになれるかを考えて書く、と、もやもやをすっきりさせやすいのでおすすめです。
~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~
松元佳子
☆Twitterhttps://twitter.com/YoshikoMbpe