子どものころ育った環境で、おそらく好奇心旺盛になった私。
 
お小遣いなし
駄菓子、ジュース、添加物の入った食品は禁止
おもちゃ、漫画、テレビも禁止
などなど
 
唯一家にあった楽しいおもちゃといえば、国語辞典や百科事典(笑)
母親はいつも私のなぜなぜ攻撃に「自分でしらべなさい!」と優しく言う人でした(笑)
ときどき辟易していたけれど(笑)
 
それで私はいつも気になることを百科事典など辞典や事典で調べるのが日常。
百科事典でわからないときは、学校や地域の図書館に行って調べたり。
そのおかげでわりと雑学が身についた(笑)
勉強より好奇心優先(笑)
 
なので私は、興味あることは自分でやってみるのが好き。
好奇心で知ったことを、自分で試してみたくてうずうず。
今すぐ自分にできることを探していたように思う(笑)
 
りかちゃん人形が買ってもらえないので、友達の家で遊んだりかちゃんを思い出しながら、落書き帳にりかちゃんを描き、洋服を描き、着せ替えを楽しんだ(哀愁とともにw)
 
祖父母とデパートの食堂でミルクセーキを初めて飲んで感動して、ミルクセーキを母におねだりしたら、「自分で作りなさい」、とレシピを見せられたような。おそらく小学1・2年生くらい。
母が見せてくれたのが大人の雑誌のレシピで、漢字を調べながら、落書き帳に書きうつし、それを見ながら材料をそろえ、自分で作って飲んだんだった!
母にも妹たちにもご馳走した(笑)
あの時、面白くて楽しくて感動したな(笑)
なんでも作ろうと思えば自分で作れるんだ!とわかった瞬間。
懐かしい。
 
そういえば、よく母は私に妹たちと留守番させたっけ。
効率よく買い物とか用事をすませるために。
母は肝が据わった人だったな。
子どもだけの留守番で、危ないものを禁止されたことはなく、使い方を教えられ、注意事項を言い聞かされたくらい。
危ないかもしれない道具を使って(針やハサミ、火や包丁など)怒られた記憶がない。
おかげで自由に創作ができる留守番する時間、実は大好きだったことを思い出す(笑)
でも妹たちのおもりは嫌だったな。
妹たちの機嫌をとって、いかにうまく自分のやりたいことをやるか?
妹たちの機嫌次第で激しい喧嘩になって、その喧嘩の原因でよく激しく厳しく怒られた。
そもそも母が私に留守番を言いつけたからなのに!(今頃気づいて笑えるw)
母はうまいこと私を使ってたのだな?ムムム!(笑)
「お姉ちゃんなんだから」
母が私に唱えた呪文!
長女の呪い(笑笑笑)
 
素晴らしき昭和って感じ(笑)
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松元佳子