親が認知症かな?!と思ったら。
まずは、「現状を知るために主治医に相談する」。
次に「親の住む市町村役場の介護保険担当に相談する」。
でも親が、「そんなことは認めない!」「何言ってるの?」という感じなら。
まずは、健康診断的に、または、通常の検診に付き添う形で、一緒に主治医に会う段取りをしましょう。
親の通院に付き添う理由は超重要です。
親の現状を知りたい理由。
親を理由にするのではなく、自分を理由にしましょう。
それは親への配慮であり、自分への配慮でもあります。
わたしの持病が不安だから「もしものために」とかなんとか。
「私にもしもがあったら子供に迷惑をかけたくないから」とかなんとか。
かわいい孫のためなら、納得してくれる親かもしれません。
そのために自分が終活をしエンディングノートを書いている、「ほらこれ!見て見て!」くらいだとインパクトがあり納得してくれるかもしれません。
そして、親が自身の病院付き添いをOKしてくれたら。
主治医に手紙を書いてください。
自分が心配している親の近況について。
そうして現状の親と今後の親の変化について指示を仰ぎましょう。
具体的にどうしたらいいか?など。
今後考えられる可能性について、など。
間違っても親と一緒に診察室に入って、あなたが親の近況をしゃべってはいけません。
親のプライドを損なわないことが第一です。
それは今後のあなたと親御さんのためにです。
事前に書いた手紙を受け付けや看護師さんに渡すのがポイントです。
事前に病院に電話相談をして、指示をいただくというのもありです。
手紙には、
・これまでの親と現在の親の変化について
・今後家族はどう対処したらいいか?
・子供の言うことは聞かないので、先生から親へはアドバイスをしてほしいなどの要望
例えば相談電話の対応で、その病院がどういう病院かも理解できたりします。
それから、介護認定申請をしたい場合。
公的機関つまり親の住む市町村役場の介護保険担当に相談してください。
手続きの進め方などを具体的に教えてもらえます。
介護保険は各市町村が主体となっていますので、まずはそこに相談しましょう。
のちのちのいらぬトラブル回避にもなります。
気づいたら、面倒くさいとは思いますが、即刻対応することです。
時間がたてばたつほど、さらに面倒なことになりますから。
ここは介護歴25年以上の私のアドバイスを活かしていただければ幸いです。
~~~~~~~~~~
松元佳子
☆Twitterhttps://twitter.com/YoshikoMbpe