認知症両親の介護、初期の頃は不安と孤独と混乱などなどネガティブな思いでいっぱいいっぱいでした。
わけがわからない初めてのことばかり。
ちょうどこの↓カードのイメージです。
自分のいる場所は、険しい山々だったり、底無し沼の縁だったり、はたまた不安定な岩の上だったり。
足を滑らせたり、ちょっと踏み外したら命の危険な場所。
しかも暗闇のなかで、今にもブラックホールに吸い込まれそうというまるで幻想の世界。
どんなに頑張ってもまわりに助けてくれる人はいない。
魑魅魍魎に囲まれて、得たいのしれない怖れから次々に幻想をみせられる。
どうしていいのかわからず頭を抱え小さくなって絶望している。
認知症両親の混乱ぶりは、さらに私の混乱となる。
起きているときも何か物語の中に居るようで、かといって寝ているときさえもカードのような夢をみる。
しんどかった!
きっと妹たちも同じだったと思う。
そんな状況、状態でありながらも。
私には信念があった←無自覚だったけれど
しかしそれは両親や祖父母のおかげで無意識に刷り込まれた信念だった。
「私はお姉ちゃんなんだから!」
う、ウケる!!!
まさか?!それが?!
よくよく思い返してみれば、間違いないのですよね。なんということでしょう!
というわけで、私の「お姉ちゃん」像のイメージはこちら↓
ひらめくカードのペルソナ「地の父」
いついかなるときもドーンと構え、大きな器と包容力で家族を導く。大地を管理し自然と共存、作物を育て収穫し恵みを皆に分け与え共に分かち合う豊かさを持つ。
そんなカッコイイお姉ちゃん(もはや姉ではなく父で性別も違うw)イメージを目指し、日々必要と思われる知識を得るために勉強、実践実験、考察、改善などと両親と家族に没頭する日々。
よくもまあ全力疾走してきたものだ!
呆れるというかど根性というか。
これを書くまでに、上記写真のひらめくカードでセルフカウンセリングを学び、かなりの時間をかけセルフカウンセリングを続けてきまして。
そろそろブログに書いてみようかしら?というところまできました。
セルフカウンセリングで気楽に介護人生を解釈できるようになったから。
総まとめとでも言いますか。
介護は深刻になりましたが、それは親子関係の拗れやそれぞれのトラウマや思い込みなどの深層心理が影響しているわけで。
そこが腑に落ちれば、精神的なストレスを少なく、人生を豊かに楽しむ方向に仕掛けていける。
お互いの強さや慈悲深さやユーモアで尊重しあうことができるようになる。
介護相談を受けるにあたり、まだまだ自分を磨かねば!と日々努力を続けるうちに、自分が癒され穏やかで心満ち足りる日々を過ごせるようになっていました、という報告ブログでした。
今回はひらめくカードを使った例でしたが、まだまだ引き出しは他にもありますのでお楽しみに。
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松元佳子
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