認知症両親を在宅介護していたころ。
感染症の警報が発令されると、デイサービスで両親にマスク着用の指示があることがありました。
しかしです。
母はマスクの意味やマスクのことを理解不能。
マスクを付けることを嫌がり、すぐに外してしまいます。
父は持病により(喘息と副鼻腔炎)呼吸が苦しくなるからマスク嫌い。
外出時例えば通院時などは、気を使って大変でした。
当たりかまわず触りまくる両親。
一応マスクをつけるものの、いたちごっこ。
マスク攻防戦は常に惨敗(汗)
結果消毒が追いつかず、ただひたすら免疫力をアップさせることに集中することになりました。
つまり、睡眠、運動、食事、ストレスケア。
そのおかげで両親は元気なのにわたしがインフルエンザになってしまったり、共倒れしたり。
わたしがインフルエンザになる原因は、介護による過剰なストレスと睡眠不足。
両親は、おそらくストレス。
三姉妹のローテーションで要介護4脳血管性認知症の父と要介護5アルツハイマー型認知症の母のケアをするのは、大変でした。
わたしは完全に二重生活で4時間も眠れたらいい方だった。
そりゃ体力持ちません。
話がそれましたw
というわけでww
まずは感染症の知識を正しく持つ。
知識に沿って改善できることは必死にやる。
感染症はとにかく予防、つまり免疫力アップが最重要。
十分な睡眠、適度な運動、バランスの取れた体質にあう食事、ストレス度に対応したストレスケア。
命を守る基本をその都度見直す。
面倒がらずに基本を知りこまめに個人の体調をチェックすることで、改善できることはたくさんあり、重症化を防げる。
まずは管理能力をあげ、できることに取り組むこと。
それがお互いの命を守るのです。
命の重みは中々実感できない人が多いと感じますが、感じたときには後の祭りなのでくれぐれも用心してください。
認知症両親とのマスク攻防戦で学んだことはおおむねそんなところです。
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松元佳子
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