今回はというか昨日のブログを読んだ方は「今度はなんだ?」でしょうが、どうぞお付き合いください。

お友達の看護師さんのお話です。

このお話を読んで、あなたはどう感じるのでしょうか?

わたしは思います。
人は実際に相手の顔が見えて話をしないと、なかには顔を交えてお話しても相手を理解することが難しいこともあります。

今回のような事態になったとき、人は無意識に死を予感し、とても有能とは言えないリーダーたちの振るまいにますます命の不安や恐れを感じるものです。

相手の向こう側、例えば相手の家族のことや思いや目に見えないたくさんの努力などを知らずに、無意識な不安や恐怖にかられ自分の意見を相手をなじるように言ってしまったりするものです。
ごく普通のことです。
無意識には偽りがない。
それは本能だから。

でも。
その無意識の不安や恐怖にかられて出た言葉は、人を深く傷つけます。私がいうのもおこがましくはありますが。
出てしまった言葉は取り返せません。
その言葉で傷つけた相手の心を簡単に癒すこともできません。

ならば、わたしはどうしたらいいのか?
新しく出所が確かな情報を常にチェックする。
家族や大切な人と何が不安で恐ろしいのか話してみる。
自分たちができるもしもの備えをする。
備えができたら、ちょっと安心。
備えができたら、あとはゆだねるしかないので。
不安なことには近づかない。
不安の原因を作らない。

さらに。
横のつながりを持ち、困ったときは素直に助けてとお願いする。

大切なことは、自分の不安や恐れをむやみに他人にぶつけないこと。
それは暴力と同じことだから。
不安や恐れの原因を知り、対処する。
気持ちは家族や友人とシェアして助け合う。
そして安心を積み上げる。
不安や恐れに無理に蓋をしたり、前向きにならなくちゃと無理しない。
不安や恐れの話を口にすることは、お互いの癒しになる。
「○○が不安だ、なんとかならないかな?」
「○○が怖い、何か知ってること、アイデア持ってない?」

彼女のブログを読んでから、このブログを書くまで、こんなことをまとめて書くように仕組まれた数時間。という成り行きの波に乗ってました(笑)
不思議なものです。

自分の不安や恐れを拡大せず、安心できるような努力をすることが、最前線で働く人たちを守り、応援することになるとわたしは思います。
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松元佳子