認知症両親の在宅介護が困難になり、介護付有料老人ホームに暮らすようになってもうすぐ4年。
5年前。
血管性認知症の父は要介護4
水頭症で歩行困難、急激な認知能力の低下、尿量が異常に増え、排泄ケアが追い付かない。
アルツハイマー型認知症の母は要介護5
血圧が高いものの身体は元気
認知機能の低下で、食事、排泄、入浴など全介助。
言葉は喋るけれども、家族の指示などは理解できない。
近所に住むわたし三姉妹の長女と車で約60分の場所に住む妹次女(義母の介護、パートの仕事をしながら)と二人で認知症両親を在宅介護していた。
介護保険は上限をオーバーし自費負担あり
・高齢者向け宅配弁当サービス
(デイサービス、ヘルパーのない日、昼食、夕食)
・デイサービス
(父、母とも週6回利用)
・ヘルパー朝30分、夕方1時間
(週3回利用)
朝両親の排泄ケアと食事で送り出すまでに1~2時間、その後両親がデイサービスに行っている間に掃除洗濯をずっとしても追いつかない状態。
排泄の失敗が多いのと、夜間数時間の排泄量が異常でトイレではないところで排泄があり。
衣類、布団、その他の洗濯で洗濯機も除湿器も24時間フル稼働。
自宅と実家の往復で、生活空間を分けることができたのは多少精神的によかったものの、
狭い範囲の移動と限られた人間関係で自分の時間を確保することが難しく、睡眠時間もままならず。
からだもこころも病む。
というわけで。
その当時の自分が何に元気づけられていたかというと。
同じように介護をしている方や、癒しや美しい写真、おもしろお役立ちなどのブログ。
携帯をひらくと、そこに別世界が広がる。
いまでは動画も見ることができ、欲しい情報がわかりやすくなって、羨ましいw
孤独でハードな認知症在宅介護のオアシスはSNSやネット。
それで在宅介護を卒業した今。
当時自分が知りたかったことを学んだり発信することで、励ましていただいた恩送り。
認知症両親の在宅介護でいちばんきつくて最悪だったメンタルのケアをメインに書いているというわけです。
~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~
松元佳子
☆Twitterhttps://twitter.com/YoshikoMbpe