介護歴は25年以上。
その間、介護医療の相談は必要に応じてしてきました。
でも思うわけです。
わたしの人生何か間違っているんじゃないかと。
親の介護は厄介なことが断然多いからw
 
認知症両親の在宅介護でさまざまな悩みや不安が押し寄せて、
家族関係がこじれたり、親族関係がおかしなことになったり、精神的体力的金銭的に苦しい時期が長く長ーくありました。
 
事態が悪化しどうしようもないと思いつめて、自己啓発やセラピーや占いやカウンセリングを受けようと何度も何度も思いました。
実際受けたのは、自己啓発のセミナー3回とスピリチュアル系の講座を1回。
 
それで気づいたことがあります。
セミナーをやっている人が何か違う。
わたしが受けてみた自己啓発やスピリチュアルのセミナーや講座をしている人は自己陶酔が著しい。
問題が解決している雰囲気を醸し出し、実際は何一つ解決するどころか拗らせ泥沼にハマっているような印象でした。
嘘ではないけれど、日常に使えない幻。
 
言われたことはひとまず実践するのがわたしのやり方。
まったく結果が出ないことは、相手にとって真実でも、わたしにとっては虚偽。
そういうことで、自分の問題は自分にしか解決できないんだなと実感。
 
それでセラピーや占いやカウンセリングを受けてみたいと思いながら、受けもせず。
ただひたすら目の前のことに全力で尽くしてきました。
認知症両親の在宅介護をやり遂げなければ自分には何も残らない気がしたのです。
人生から逃げる気がしたのです。
認知症両親の在宅介護は命をかけたチャレンジ。
殺すか死ぬか寸前までいきましたから。
 
それで。
結局セラピーや占いやカウンセリングを受けたのは、認知症両親が施設に移って在宅介護を手放してから。
笑っちゃう(笑笑笑)
 
けれどそれはそのタイミングでよかったのです。
腑に落ちるという言葉がありますが、それです。
悩んで、不安で、くすぶって、モヤモヤしながら目の前のことに全力を尽くす。
その体験を味わい尽くした。
 
そのあとで。
セラピーや占いやカウンセリングを受けました。
受けるに飽き足らず、学びました。
この学びでは実践すればするほど、腑に落ちることばかり。
そうして新たに疑問が出てきて調べたりさらに学んでみたくなることが次々に現れます。
面白くてシビれますwww
 
なぜわたしの人生はこうなのか?
セラピーや占いやカウンセリングの結果から面白いように符合するのですよね。
答え合わせか!(激しく、突っ込み!)
ビックリです(笑)
 
自分の目の前にあること。
その事実が苦しくて不安でどうしようもない悩みになっているとき。
暴力や病気になるほどのことつまり死の危険からはすぐに逃げなくては、離れなくてはなりません。
しかし、もしもなんとなくこれをしなければならない気がするとき、いったん第三者に相談するなり、ピンときたものをやってみることをおすすめします。
そのとき気をつけるのは、第三者のいうことを鵜呑みにしないこと。
自分に依存させようとする第三者は要注意です。
 
それで。
相談の結果が正解と決めつけず、そのとき自分が感じる感覚を信じて、続けるのかやめるのかを、考えてみてはいかがでしょうか?
立ち止まって考える。
一息つく。
それで、不安や悩みで冷静さをかいていた自分を見つめなおすのです。
 
それは自分の思い込みではないか?
知識がないがために周囲の声(テレビ、ネット、友人知人、親族)を鵜呑みにして決めつけていないか?
などと。
 
私の場合は試してみて、何か違ったので、認知症両親の在宅介護をできる限度をかなり超えてやり通しました。
そうしていろいろなことがわかりました。
わたしが知りたかったことを。
自分というものを。
 
人生は選択と経験の連続。
自分で決めていきましょう。
後悔しない人生は自分で決めたことをしていくこと。
自分が決めれば、いつでもやめられるし、変更できるのです。
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松元佳子