NHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」 での長谷川先生のことば。
わたしの印象に残ったのは
・認知症になったらどんどん孤独に
・自分が壊れていくことがわかっている
・「確かさ」が少なくなってきている
・自分自身の在り方がはっきりしない
・奥様と言葉をかわすと不安が薄れ大丈夫と確かさがもどってくる
・口数が減る
・自分がまごまごしている
・何回も念押しして聞く自分のことを家族がうっとおしいと思っていて「今、言っていいか?」と疑問になって押し黙ってしまう
・デイサービス、デイケアにいってもひとりぼっち
・何がしたいですか?何がしたくないですか?
・みんなに負担をかけているのはわかっているつもり
・認知症の人が陥りやすい気分の落ち込みを経験
・夢と現実の境目がわからない、はっきりしない
・有料老人ホームでの体験は、がまん、帰りたい、戦場で自分で戦いたい、おちつくんだ
・ひとつひとつのことに笑っていくことがとても大切
・認知症は余分なものがはぎとられる、よくできている
・心配はあるけど、心配の気づきがない、神様が用意してくれた救いだ
・景色はかわらない
夕日も会う人も見える景色はかわらない
印象に残った理由
・先生がお話されるときの表情、仕草などを見てそのお話を聞いたとき、先生の思考や感情の動きが手に取るようにわかる気がした。
・父や母の表情や仕草と言葉にならない、言葉にできない思いや言葉をのみこむとき、迷っている様子と重なった。
長谷川先生がご自身の言葉や映像を見せてくださること、有り難い。
わたしが感じてきっとこうだと認知症両親との日々で体験してきたことを書いたり言ったりしても、戯言みたいなもの。
先生が第一人者だからこそ、たくさんの方々が耳を傾け、そこから学び発展させようという現実的で具体的な動きになる。
この貴重で尊い機会がたくさんの現場に届き、尊厳が守られますように。
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松元佳子
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