からの続き。
記録(メモ)は記憶や不安を補う必須アイテム。
症状の進行、本人の性格に合わせカスタマイズ。
父の場合
【外出時の記録(メモ)】
・ミニスケジュール帳
自己管理出来ているとき
約束、通院などのメモ書き
緊急時の連絡先を書いたメモ
・デジカメ
書くことが億劫になってきたころ
父のカメラ好きを活用
メモ代わりに写真を撮る
見ただけで理解でき、話題が増える
人とのコミュニケーションが取りやすい
かなり活用でき便利だった
・携帯電話
父、デジカメは使えるも
携帯電話ガラケーは残念。
メールなどを根気よく教えるも
メールは読めるが
自分が打つことはできず。
携帯電話として一時期活用
あまり役に立たなかった
【自宅の記録(メモ)】
<父用>
・大学ノート
日記としても使用
時間を記入し出来事などを書く
・B4からA4サイズの日記帳
1日のタイムスケジュールがあるもの
出来事を時系列で記入
1日が見開き2ページ使えるもの
父本人が忘れているときは声かけ
例)
「お父さん、今の電話誰から?どんな用事だった?日記に書いておいてね!」
持病の定期受診前に日記を見せてもらう。
<家族と共用>
・カレンダー
1か月のスケジュールを確認できるもの
ポスターくらいの大きさのもの
スケジュールを書き込む欄が大きいもの
家族の名前
当日の時間、用件
例)
12/20の記入欄
父の名前 10時○○内科
12/30の記入欄
両親の名前 デイサービス休み~1/2まで
・ホワイトボード
1週間のスケジュールを確認できるもの
市販のホワイトボードにホワイトボード用テープで
両親それぞれの1週間のスケジュールを
記入できるようカスタマイズ
チェック欄でチェックできるようにする
曜日ごとの決まったスケジュール
その日だけのスケジュール
を書き分け、週末に父と相互確認し、
前日にも父と相互確認する
確認したらチェックをいれる
・盤面の大きなデジタル表示の時計
年月日曜日時間温度湿度など表示されるもの
記憶が曖昧になって記録(メモ)をすることが
難しくなりつつあったとき父が自ら購入
記録する日記帳のページ確認
薬の飲み忘れ予防(服薬管理)
血圧、体温の記入時に室温湿度も記入
意識的に書くことで、ぼんやりするのを防ぐ
<デイサービスの連絡帳>
健康状態の確認
バイタルチェック
食事、入浴、排せつ、服薬、行事、お出かけなど
<ヘルパーさんとの連絡帳>
通常の業務用連絡帳とは別にノートを用意
家族からヘルパーさんへの要望など
ヘルパーさんから家族への要望など
介助中の異常や変化の記録
<それぞれの記録(メモ)のチェック>
1日のサポートはじめと終わりに確認。
認知症両親の調子は、
天候季節さまざまな要素が複雑に絡む。
それぞれの記録(メモ)から、
推測しスケジュールの変動幅を見極めたり、
体調の急変による極端なスケジュール変更で
各方面に連絡もれがないようチェック出来る。
三姉妹間の連絡漏れがあっても、
記録(メモ)を見れば大体のことはわかるので、
確認を取りやすい。
ちなみにこのブログもその記録(メモ)w
その他、漏れ、発見があれば随時追記します。
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松元佳子
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