アメブロさんが教えてくださるわたしの過去ブログ。
 
3年前。
相当自分に無理して、
葛藤と闘っていた時期。
 
このような質問に
にこやかに穏やかに答えながら
内心毒づいておりました(笑)
 
さて。
わたしの両親は認知症です。
わたしが在宅介護に疲労困憊し、
結果両親は現在施設暮らし。
そのせいもあって、
「ご両親はお元気ですか?」
と言われるのはちょっと微妙です(笑)
 
もちろん聞かれたら答えます。
そんなとき、お世話になるのが、
「おかげさまで」
なんて素敵な言葉でしょう。
この言葉のおかげで、
わたしのちょっと微妙な気持ちを
さらっと流してお返事できます。
 
わたしの事情をご存知の方に聞かれるのは、
まあ大丈夫な質問ではあります。
 
でも認知症なので良くなることはありません。
わたしの希望として
緩やかに低空飛行
くらいがもはやしあわせです。
 
なぜこんなことを書くかと言えば、
認知症の親や祖父母の介護をしていらっしゃる方の中には、
親や祖父母が認知症とわかっていても、
日常の暮らしのなかで
親や祖父母の言動に一喜一憂し、
心も体も限界を超えて
頑張っていらっしゃる方も多いと思うから。
 
そういうとき、
「お元気ですか?」
という言葉を発したご本人は
思いやり優しさが込められていたとしても、
受け手の心身の状態で、
「おかげさまで、ありがとうございます。」
と答えたとしても、
ひどく傷ついたり毒が出てしまうから。
 
その「お元気ですか?」の一言で
ストレスでズーンとなってしまう。
もちろんわたし側の勝手な都合です。
 
言葉は本当に難しい。
挨拶さえも。
それがひとりひとりが違う人間であり、
言い方も受け取り方も様々。
 
なかなか相手の向こう側までは察することができない。
「あれ?相手の様子がおかしいな?」
ととても気になったり、
大切な人だったりするなら、
わからないことは相手に言葉を選びながら
優しく聴くことをこころがけよう。
自分のブログを読んで改めて思ったのでした。
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松元佳子