真面目な三姉妹、
親が施設に入居するまで、
葛藤や苦しみしかなかった。
(実際はそればかりでもない)
(実際はそればかりでもない)
だから?必然的に?三姉妹は
認知症両親の在宅介護を
振り返って話をよくする。
話をすることで、
当時傷ついたり
ストレスに感じていたことを、
吐き出して手放せる気がしている。
親から受けた自分たちのトラウマや
思い込みなどを発見し話し合うことで
自由に生きやすくなってきた。
家族は誰にとっても土台。
そこを振り返ると癒され
自分が整っていくように感じる。
いつもは私の視点から認知症両親との話。
今回は妹次女視点の話。
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結婚してから両親が施設に入居するまでは、
特に自分の時間と睡眠を削って、
後々後悔しないようにという思いで頑張っていた。
両親が施設に入居する1年前までパートをしながら、
子育て、
義母(難病で入退院を繰り返す)を一人でサポート、
認知症両親のサポート、
つまりトリプルケアをしており、
精神的にも肉体的にも限界が来ている、
と感じていた。
認知症両親と同居していた妹三女が転勤。
パートをやめて姉と2人で
できるだけのことをやったが、
この生活がいつまで続くのかと思ったら、
自分の方が消えてしまいたくなった。
認知症両親の施設探しはものすごく大変で、
要介護4と5の両親を2人一緒に
預かってくれそうなところは、
薬でコントロールしているか、
いろいろ厳しい条件があるところくらいで、
何件も断られた。
そのことで絶望感がすごかった。
施設選びは基本金銭面が重要だが、
その他にも重要視していたのは、
そこで働いている人や
入居している利用者さんの
表情、雰囲気、臭い、清潔感、
食事の内容(食べやすいように調理されたものが出されているか)。
特に母は若年性アルツハイマーで、
環境を変えることで、
病気の進行が早まるのではないか?とか
母は自分の気持ちを伝えられないから、
水分補給やトイレ誘導など
ちゃんとやってもらえるのかが心配だった。
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ここまで。
こんな妹次女をわたしは心底尊敬している。
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松元佳子
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