義兄夫婦が義父や義父の伯母の様子うかがいに鹿児島に来てくれた。
とても有り難い!

昨年から今年春にかけて大病を患った義父。
グループホームで暮らす義父の伯母。
ふたりの今後の生活について兄弟とその嫁と、
顔を会わせて時間をかけて深く細かく話し合った。

兄弟や嫁同士、言葉にしても伝わらないことはたくさんある。
微妙なニュアンスや思いは、会って何度も話して、
伝わるかどうか?!だ!

親を自分の目で観察して、
どう感じるのか?
良いこと、悪いこと、
正直な思いを細かなことまで話し合う。

それぞれの生活環境などで、
気になることや常識は大きく異なるから
気づきが違うこともあり、
思いもよらない良いアイデアが浮かぶこともある。
また逆もしかり。

親と旅行し、
さまざまな状況の親の状態を細かに観察し分析した。
兄弟嫁それぞれの視点から気づいたことや
それぞれの思いを伝えあう。

まずは自分たちの生き方や将来を語り、
各々の尊厳を守り、
親のためにできることを分担する。
今何をするのか?
将来どういうことが考えられるのか?
できることをどんどんしていく。
不要なことをやめていく。
シンプルにする。

親の尊厳を守りながら、
お互いの不安や恐れを取り除き、
希望を叶えていく。
 
電話やメールだけでは、決められないことがある。
現実をしっかり見つめ
受け入れた上で
将来を決めていく。
それぞれの遺恨を晴らし禍根を断つ。

これまでのお互いの経験を生かし、新たな将来を見いだせた。

義父にも義父の伯母にも
残りの時間を少しでも有意義にその人らしく過ごしてもらえますように。


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松元佳子