義父の運転免許証返納までの道のりブログをときどき書いています。
前回は高齢者の起こす悲惨な事故
どうやって義父を説得しマイカーを手放したかの経緯を書いておくことにしました。
高齢 ドライバー義父がマイカーを手放すまで、説得をはじめてから1年半ほどかかりました。
義父の危険運転の兆候それは今思えば60代後半にありました。
視野狭窄が原因と思われるもの。
義父は車を大切にしており、
いつも手入れに余念がない。
その義父のマイカーに小さなキズを発見。
でもたまたまかな?とわたしは思った。
車の小さなキズは指摘するまもなく修理。
そんなことが続くようになり、
さらにキズができてもすぐに修理しなくなり、
修理代が高いと文句を言い、
きずやへこみが大きく深くなっていきました。
だいたい10年間の出来事。
・駐車場で枠内にスムーズに止められないことが増える
・縁石に乗り上げることが増える
・パイロンや支柱に気づかない
・後方の歩行者やバイクに気づくのが遅くなったり、気づかなかいことがある
・自宅の駐車場の車庫入れに失敗し、車をぶつけるまたは擦る
・止めにくい駐車場のある場所にはいきたがらない
などなど。
義父のマイカーのキズが増えた原因は何か?
義父の視野が狭くなっていること。
いわゆる視野狭窄。
義父は持病に緑内障があり、かなり進行していました。
義父の定期的に検診していたかりつけ眼科医がまずかった。それで義父は知らないうちに視野が狭くなっていて、本人は見えているつもり。
でも実際はかなりぼんやりとし暗く見えづらい。
その範囲は、両眼の下方全体。
その上両眼の視野がお互い見えない部分が異なっていた。
ということが後の大学病院での詳細な検査で判明しました。
しかし、頑固でいつまでも年より若く見られる義父は、自分がいつまでも若いという変な自信満々。
義父にしてみれば見えているんだから、視野が狭くなっていると医師に言われても受け入れられない。
ややこしい!
その上ネガティブポジティブ両方を含む病気の症状説明を受けても、義父にとって都合のよい事実だけを盛り、都合の悪い事実は聞かなかった事になるお得意の自分勝手解釈(誤認)で、自分だけは大丈夫!と譲らない。
しかし義父の緑内障はかなり進行していました。
かかりつけの眼科医がいよいよマズイと判断して、大学病院を紹介。そこでようやく精密検査で、失明寸前であることがわかったのです。
そのころようやく家族全員が、義父のマイカーの運転をやめるよう言い始めたのでした。
当時義父本人に危険運転の自覚はありませんでした。
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松元佳子
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