認知症両親が施設で暮らすようになって、面会に行く回数や両親への思いに変化はあるのか?ないのか?

わたしは面会に行く回数や両親と思いに変化はあります。

世間体は気にしません。
行きたいときに行く。

といっても両親の暮らす施設は郊外にあるので、マイカーがないわたしは家族の誰かにお願いしないと行けません、残念ながら。
これは物理的なこと。
毎週1回から1~2・3週間に1回。

精神的なこと、
両親への思いは複雑です。

行きたいときに行く!
といってもわたしは、自分の正直な気持ちとの戦いがあります。
いろいろ難しく考えすぎる癖。

例えば、
意味不明な罪悪感とか、
母への哀れみとか、
思い込みのネガティブな感情とか。

今わたしの抱くその感情、本当にわたしの感情なの?(ややこしいw)

そんなような自問自答を繰り返す。
そこで浮かび上がるのは、
自分と親の人生を切り離して考えることがまだまだできていないこと。
人として精神的に自立できていない。
真に相手を信頼し尊重できていない。
そしてそれは自分自身にも同じ。
だから不安になる。

そこを自覚しながら、その時々の自分と向き合って、少しずつ受け入れて手放すを繰り返し、信頼と尊重を増やしていく。

これまで在宅介護で過剰に濃密な時間を過ごし、できることを誠心誠意やった。
心底会いたいときに会えばいい。
うーん、それはそれで会わなくてもいいやになるのか?
とかなんとか、脳内会議は続く。

両親への思いは施設入所時より今は軽やか。
両親と自分への信頼が増した分、わたしは両親に会わない不安は少なくなった。
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松元佳子