認知症両親が施設で暮らすようになって、
ようやく肩の荷がおり、
「やりたいことやるぞ~!」となったら、
大阪から義父が
義父の伯母の認知症介護にやってきた。
 
「え~!なんで?
まだまだ関わるの?」
 
と思っていたら案の定。
これがいわゆる潜在意識(笑)
 
「わたしの人生の経験に必要なんだろうか?」
などとポジティブに考えてみても、
「えー?えー!えー?!納得いかない!」
わけでして(笑)
 
という少々長い前置き(笑)
義父はどうやら死ぬとき、
「生まれ育った鹿児島で
桜島の見える部屋で終えたい」
らしいのです。
 
義父は現在、病気治療のため入院中。
治療は順調だけれども、
体力がなかなか戻らないことに、
少々焦りを覚えている様子。
 
それで義父は、
面倒見の良い私たち夫婦(自分で言ってしまうことをお許しください、なむ~)
に親を投影しているらしく、
甘え依存してくる。
 
その依存にイラッとしたわたし。
いつも義父は自分のことだけ喋り倒し、
それをわたしはおとなしく聞き流す(つもりが聞き入れてしまう、汗)
 
そんな義父が珍しく前回の面会時帰り際に、
 
義父:
お父さんとお母さんは元気してるか?
 
わたし:
お義父さんと伯母さんのところばかりで、
自分の親のところにいく気力がでません。
もうこんな時間だし~(笑)
 
義父:…(ささっと話が変わるw)
 
という一瞬がありました。
わたしにとってその会話があったことが、
自分の中のとげに引っかかり、
「チックショー!悔しいぜ!」
という感情が湧き上がってしまった(笑)
 
その自分のとげというのは、
自分の時間をやりくりして、
お金も時間も気力もかけて、
なおかつ義父の立場に立って
わたしができることをできる範囲で
義父に対する自分のとげの感情と向き合う
という課題を持って行動し見舞いに通っている。
(=わたしの潜在意識に向き合うため)
 
なーのーにー!
なんですと~~~!
わたし義父のためだけに生きてるんじゃない!
大切な人がたくさんいる~~~!
わたしの気持ちも聞いてくれ~~~!
わたしだって自由にやりたいことやりたいわ~~~!
などとこみ上げてくる。
マグマのようにアツイ感情。
 
つまりわたしはやりたくないことをして無意識に我慢。
 
難しいのは、このやりたくない!ことを
するのか?しないのか?
する必要があるのか?ないのか?
そういう自分との折り合いです。
 
人様に迷惑をかけたり、
不用意に人の仕事を増やし、
気分を害したりすること、
を避けたいわたしがいて、
その塩梅をはかりかねて、
知らず知らずにストレスとなってしまう。
 
一方で、
人と人の間の潤滑油になることは好き。
ことばの足りない人をさりげなくサポートしたり、
そのことを伝え続けることも好き。
 
好きと嫌いのはざまで揺れ動くwww
今日はバレンタインデー♡
恋心によく似ています(笑)
 
本題に戻って。
その会話の次の面会時にいきなり。
 
義父:
お父さんとお母さんのところには行ったの?
 
わたし:
はい、行きましたよ~。
とても喜んでくれて嬉しかったです~!
 
わたしのとげが取れた瞬間(笑)
面会に行った日は、
わたしのやりたいことをかなりやって、
満ち足りた気持ちで、
「行ってもいいか?!」
「よし!行こう!」
と割り切れておりました。
 
自分の気持ちにとことん向き合って、
潜在意識を感じてみることは大切。
 
そして義父の本音がわかりました。
義父はこれからの日々を、
偉大なる桜島に見守られて鹿児島で暮らしたい
のです。
義父の伯母の認知症介護をするというのは、
義父自身の本音を隠すための言い訳。
ということが、わかりました。
 
自分のしたいことだけをする義父にも、
欲望をさらけ出すことを許されないという思い込みはあった。
 
人は都合よく他の理由が欲しいものだ!(笑)
良い人と思われたいから(爆)
 
もしかしなくても、
2人分(義父と伯母)の介護が増える!
 
しょうがないか?!
義父と義父の伯母の介護に、
家族の連携と金銭の問題はない。
 
人の死へと向き合うことが、
わたしの人生の目的!?課題!?
そういう肩書でした(笑)
お仕事お待ちしております(爆)
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松元佳子
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