今回のブログは、認知症介護相談から。
認知症の親から質問されたことについて、
すぐ答えを教えても大丈夫でしょうか?
という内容です。
例えば、
今日の年月日や曜日、
今日の出来事
などについて
物忘れが気になる時期にはよくある風景。
認知症本人に自覚があってできることをするというのは、素晴らしい。
パートナーやこどもにとって、有り難いことです。
まずはそこに気づき喜べたらすてきです。
いちばん大切にしたいことは、
認知症のご本人が
不安にならないこと。
大丈夫だと自覚できること。
そのうえで、
現状を維持するために、
家族が心地よくサポートする。
具体的には、
自然な会話のやりとりの中で、
ご本人が不安にならない程度に、
カレンダーやデジタル時計などで
確認する習慣付けを試してみる。
ご本人が不安にならない程度に、
カレンダーやデジタル時計などで
確認する習慣付けを試してみる。
確認するという習慣を持つことは、
自分のことは自分でするという
自立を助けることにつながります。
すぐに人を頼ってしまうと
自分で考えるという回路が欠落してしまい、
認知機能の低下につながるおそれがある
と思われるからです。
自分で考えるという回路が欠落してしまい、
認知機能の低下につながるおそれがある
と思われるからです。
その他には、
家族が答えがわかっていても
「何日だったかな?」
と一緒に考えてみたり、
カレンダーで一緒に確認したり、
クイズのヒントを出すように、
家族が答えがわかっていても
「何日だったかな?」
と一緒に考えてみたり、
カレンダーで一緒に確認したり、
クイズのヒントを出すように、
会話を楽しみましょう。
クイズのヒントを出すときは時系列で、
ご本人の興味があること好きなことをわかりやすく、
そしてご家族も会話を楽しむ
という視点を忘れずに。
そしてご家族も会話を楽しむ
という視点を忘れずに。
一緒に確認することで、
不安というネガティブな感情より
共感するというポジティブな捉え方になります。
不安というネガティブな感情より
共感するというポジティブな捉え方になります。
また物忘れの自覚があって、
手帳や日記に記録されることもあるでしょう。
そのような場合、
日常をご本人が忘れたと気づかれたとき、
家族とともに振り返り、
会話の最後は
「楽しかったね!美味しかったね!面白かったね!」
などと締めくくれると最高です。
家族とともに振り返り、
会話の最後は
「楽しかったね!美味しかったね!面白かったね!」
などと締めくくれると最高です。
手帳や日記を書くことへのネガティブな思いが減り、
安心の材料になります。
認知症になると、
なぜだか楽しい出来事はちっとも記憶に残らないのに、
嫌な事や不快な出来事はしっかり覚えています。
嫌な事や不快な出来事はしっかり覚えています。
わたしの両親いまだにそうです。
だからこそ、
楽しい出来事や面白かったことなど、
家族でたくさんおしゃべりして、
手帳や日記に書くことができたら素敵です。
笑顔はお互いを癒します。
ぜひ、お試しください。
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松元佳子
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