なんて嬉しい!
母の下の歯が折れて1年近く、
ようやく治療できた!
また美味しくいろんなものを食べることができる!
母も嬉しいだろうが、
わたしたち姉妹もそうとう嬉しいのだ!
今年の母の誕生お祝いの宴を考え始める姉妹。
気が早い(笑)
まだ父におめでとうも言っていないのに!(笑)
ホールに居た両親と部屋に行き、
両親にケーキを食べてもらった。
ケーキを食べる前に妹次女がハーモニカをリクエスト。
「お父さん!ハッピーバースデーを自分で吹いて~!」
素直に、演奏始める父。
妹次女と二人で歌う!
隣で母も嬉しそうな笑顔で曲に乗ってる!
「ハッピーバースデートゥユー~♪~~~♪
あっという間にケーキを食べ進める父と母。
スマホを取り出しカメラを向けたときは、
先週から今週の家族それぞれの出来事を、
両親に報告する。
真剣に話を聞いてくれる。
覚えていられないけれど、
特に家族の話を聞くのは、
両親とも大好き。
母が妹次女の息子の受験話のとき、
声をあげて笑っていたのが面白かった。
彼女の息子の今の様子と、
彼女の受験のころの様子が、
明らかに似ているのだ。
わたし:
お母さん!
○○(妹次女)がね、
あの時のお母さんの気持ちがやっとわかったって!
妹次女:
お母さん!
苦労をかけてごめんね!
両親:
笑笑笑
母は笑いながら頷き、
父も「そうか!」と笑う。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
昼食前のホールに戻るとき、
やはり父はケーキを食べたことを
覚えていなかった。
だから、何度も父にいう。
「お父さん、お誕生日おめでとう!
今日のケーキは美味しかったね!」
父:食べたけ?
わたし:食べたよ!うんまか!うんまか!って言ったよ!
父:(にこにこ)
父が覚えられないことをわたしは責めないので、
父との間に信頼関係がある。
だから、
父はわたしに言われたことは信じる。
父がわたしのことばを信じるとき、
あたたかい気持ちをきっと感じている。
父が頷く表情で伝わってくる。
そこに信頼関係がなかったら、
きっと木枯らしが吹くだろう。
とても気まずい雰囲気。
怒り出してしまうかもしれない。
両親と今日もあたたかい家族の時間を過ごせた。
しあわせっていいな。
しあわせは自分で作ることができる。
なんて有り難いんだろう。