認知症両親の介護経験から思う最大の認知症予防とは。
自分の思い込みや決めつけに気づき、ねばならないや行き過ぎた我慢をやめ、潜在意識のつまり心の欲求に正直に生きること。
若年性アルツハイマーを発症した母は、適度な運動、規則正しい生活、バランスのとれた食事と、病気になる要素なんてないと娘の私は思っていました。若いころの私は母に対して健康で長生きというイメージしかなかったのです。
ところが実際は違いました。
母の何が原因で若年性アルツハイマーになったのか?
妹次女と十数年にわたって話し合ってきたなかで、思い当たることが上記の結論です。
自分の心の欲求をなかったことにして、やりたくないことをやったり、親の教えどおりに生きたり、自分を押し殺して生きてきた人ほど認知症になりやすいのではないか?つまり自分に厳しい人は認知症になりやすいのではないか?と思うのです。
自分の思い込みや決めつけや我慢をやめよう。
自分を犠牲にして誰か(親や子やパートナーなど身近な人)のためにつくしたり、誰か(親や子やパートナーなど身近な人)を理由にして自分の欲求を押さえつけたりしていませんか?
自分が本当にやりたいことをしよう。
アルツハイマー型認知症の母を見ていると母がやりたいと思う欲求に素直に従わなかったために認知症になったのだと思えます。自分の心の欲求を潜在意識を大切にすることが最大の認知症予防であると思うのです。
松元佳子
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