10年前の自分。
戸惑いの日々に生きていた。
そんな日記を掘り起こす。
 
当時の私、鹿児島県鹿屋市在住。
バス-フェリー-バスで鹿児島市内の実家に片道約3時間かけて通う。
若年性アルツハイマーについて調べても、なかなか情報が集まらない。
母にどう接していいかわからず家族全員が悩んでいた。
以下当時の日記より
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2008年5月
<気持ちよく過ごすために>
母はアルツハイマー型認知症で要介護4、足の悪い父と暮らしていて、私は週に何回か実家を訪ねている。
母の症状は徐々に進んでいるが、デイサービスに通うようになって精神的には劇的な改善が見られ、表情は明るく元気になった。とはいうものの、時々不安定になると、手がつけられなくなる事もあり、どうしたらいいかなぁと悩んでいる。
 そこで、書店で専門書をいくつか読みあさり、これはという一冊を購入しさっそく読んだ。さすが専門書!目からウロコで、母の事がよくわかり、どう対処したらいいかも納得でき、買ってよかった。学ぶ事は人生をスムーズにしてくれる!
 ほかにも、父母の諸手続きに市役所に出向いたとき、介護関係の課で冊子を三冊頂いたので読んだ。いろいろな給付や控除やサービスがあり、びっくり。父の生活もちょっと楽になりそうなのでさっそく次回申請に行こう!
 どんどん積極的に調べるとお得な情報がほかにも結構あった。
なんでもわからないことは、調べて不安を取り除くと気持ちも楽でいい。
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ここが私の本気のスタート地点。
ブログには書けない大変なこともたくさん経験させてもらって。
今ではどれも宝物。
そう思える今があることが喜び。
親の歴史、親との関係、介護そものも、家族それぞれ、そして何より自分自身と向き合っていくことで、私の人生は豊かになってきたように感じる。自分を真剣に生きる。ブログは自分へのメッセージだなと改めて思った。
もしもこれを読んでいる方が何か困ってるのなら、それについて日記やブログに書いてみることをおすすめする。書くことで自分や家族や出来事を確認することができる。
事実、想い、感情、現在、過去、未来。
自分はどう生きたいのか?
常にどう在りたいのか?
そのために自分がすることは?できることは?
問いかけるのは常に自分自身。
それが喜びや豊かさへの一歩。
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松元佳子
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