排泄ケアは非常にデリケート。
認知症で排泄に失敗することが多くなっても、本人はケアをしてくれる人にとても気を使っているし、逆にとても気を使ってほしいとも思っています。ご存知でしたか?
中には上記のような控え目な方と同じくらい、真逆の方ももちろん存在します。
このことをケアをする人はしっかりと認識して対応する必要があると思います。
認識しても対応しない人や出来ていない人が多いと感じるから。
そもそも排泄ケアについてどの程度の訓練がされているか疑問に思う病院施設は多いのです。
ただの作業。
それもできるだけやりたくない感じがダダ漏れ。
雑、強引、適当。
家族はそういうところをチェックしています。
私自身、排泄ケアは苦手で特に臭いがダメでしたが、手を抜いたことは一度もありません。
<理由>
・デリケートなケアを丁寧にすることで相手との信頼関係を構築し深めることができるから
・排泄で健康状態がわかる
・排泄の有無で精神状態や周辺症状の出方がある程度予測可能
・スムーズな排泄ケアが住環境に直結
食と排泄はセット。
これこそが生きている証。
そこを快適にせずして、生きている意味があるのだろうか?とわたしは考えます。
認知症で施設暮らしの両親のQOLを思う。
両親にとってささやかなしあわせ「食と排泄」がスムーズでありますように。
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松元佳子
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