認知症両親の医療介護に関わる人たちとの
コミュニケーションの取り方が
私や妹たちにとって意外とストレスです。
認知症の両親とのコミュニケーションだけでも大変なことが多いのに(笑)
 
しかし医療介護関係者とのコミュニケーションは、
両親の寿命を左右する大切なコミュニケーション。
侮れません。
 
そして一筋縄でいかないのが、
医療介護関係者の人柄もスキルも
十人十色千差万別であること。
 
医療関係者は専門用語で話すので、
専門用語を勉強したり理解したりして、
相手に歩み寄るコミュニケーションだと
スムーズであることが多い。
プライドの高い人が多いので、
言葉選びは慎重になどと、
気配りが重要。
 
介護関係者は、
関わる職種や人によって
スキルが天と地ほど差があることが多いので、
相手のレベルを見極める目と期間が必要。
 
どちらも仕事に忙殺されている人たちなので、
私たちが歩み寄りの姿勢であることは大切だし、
どういえば伝わるのか?
相手が仕事に対する何を重要視しているのか?
というのを見極めて伝え方に工夫すれば、
こちらの希望を聴いてもらいやすくはなる。
 
ではあるのだけれども。
これが難しい。
ちょっとやそっとのお付き合いでは、
まったくわからない。
 
医療関係者が患者の命とどう向き合っているのか?
介護関係者が利用者の残りの命の過ごし方とどう向き合っているのか?
 
そういうところがその方々の日ごろの仕事に対する姿勢に現れているのだから。
 
私自身は、両親にできるだけ笑顔で今今を過ごしてほしい。
そのために両親の環境がどうあればいいか?を自問自答している。
そしてどの程度の希望なら受け入れてもらえるのか?常に考える。
 
認知症両親にとって私の判断は、
命のリスクに直結するから、
そのリスクも考えている。
死んでもいいから、自由にさせてくれ!
なのか、
これが原因で結果として寿命を縮めるような手段は選びたくない!
なのか。
などというように。
 
最初の段階で、きちんと要望は伝えている。
けれども、
日々人は変化し、
医療も介護も進化し、
私たち家族の環境も変化している。
 
どこで、すり合わせるのか?
時間を作って、
きちんと自分の考えをまとめて、
相手にわかりやすく伝え、
それなりの結果を得る、
そんなコミュニケーション。
 
面倒くさくて、
つい逃げたくなる。
それは
どうせ言ったって変わらないよね
とか
いつも返事は前向きだけど、
結局対応していることはかわらないよね
などというあきらめ。
 
私は両親への命の責任を感じて
「どんよりして終わりというループから抜け出したい!」
と思う新年度の春。
「私の両親にもっと笑顔と生きる気力を与えてあげてください!」
よし!
最初の一言は、ここに書いたぞ!(笑)
具体的に話していこう!
コミュニケーションはキャッチボール。
Effect_20170603_073328.jpg

 

~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~
松元佳子
☆facebook 
☆Instagram
☆Twitter