ああしたらいいとか、
こうすればいいとか、
ブログに書いていることも多いのですが、
それで実際はどんな感じかというと。
今回は、いい状態を紹介します。
【父】
訪問時、父はレクリエーションに参加していました。
私と夫が訪問したとき、
すぐに私たちを見つけてくれて、
手をあげて笑顔で挨拶してくれました。
私たちを見つけてもそわそわすることなく、
しっかりレクリエーションを楽しんでいる。
とても安定しているといえる状態です。
周りの声援にこたえ、
職員さんの指示にしっかり従っています。

もしも不安定だったら、
家族を見つけられなかったり、
見つけた途端レクリエーションの場から離れて
わたしたちのそばにやってこようとします。
【母】
母はレクリエーションの参加待ちの状態でした。
近づいて母の腕をトントンとさわりながら、
わたし:おかあさん、よしこ、来たよ~!
と視線を合わせるためにかがみながら話しかけます。
母は、必死に思考を巡らせてしばらくすると雰囲気が伝わって、
にこやかな表情になりました。
その状態が↓の写真です。
わたし:今日の様子を写真に撮ってもらって、みんなに来てもらえるようにしようか?
と話しかけたところ。
夫の向けるわたしのスマホに母はしっかりカメラ目線でこたえています。
母は、「みんなに来てもらいたい」という私の言葉に想像以上に反応したので、
わたし:みんなに会いたい?
母:(にこやかに頷いて)うんうん!
とこたえました。
<母よりの私信>
親族のみなさん!
ぜひあたたかくなったら会いに来てください!
よろしくお願いします。
待ってます♡
さて。
そんな母と話すときは、
なるべく目線を同じか母より下になるようにしています。
母が安心するから。
見下ろされると怖いし圧力を感じますよね?
そして。
母の冷たい手を握りながらおしゃべりします。
大好きな人や大切な家族とのスキンシップの効果は、
精神の安定に大きく影響します。
そして、わたしの話を集中し一生懸命聞いているときの母には、
いろいろな表情が現れます。
このような状況で、
母がもしも不安定だったら、
手で机をたたいたり、
両手をたたいたりしながら、
大声で呪文のような独語をしゃべり続けます。
次回面会で不安定な様子を見つけたら、
それを写真で紹介しましょうか。?!
今週も寂しいながらも頑張って「今」を生きている両親。
「お互い今週もよく頑張ったよね?!」
「うんうん!」
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松元佳子
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