新年早々物騒なタイトルで失礼!
昨年年末もいろいろ引き起こした義父。
全力で応援するものの、
私自身の冷静さを失わないよう、
年末年始は少し距離をとりました。
義父に自立し続けてもらえるように。
そうして、
夫には義父と連絡を取るように言っていました。
私の親ではなく夫自身の親という自覚を持ってほしくて。
それは親に対して責任を持つという姿勢のこと。
どういう責任か?というと、
親が元気に暮らす(生き抜く)ための生活のちょっとしたサポート。
男性は、「大人なんだから自分でできるだろう」と思い込みがち。
つまり、親の徐々に進む老化による不自由を想像できない。
どんなとき、どんなことが不自由なのか?
親が子どもに言うほどではないけれども、
手伝ってもらったり、気にかけてもらったら、
すごく助かることを、思いやれない。
ちょっとした声かけ程度で補えることがあるということを、知らない。
その積み重ねが、
自分の今の生活を持続するのに重要だということを、理解できない。
このちょっとした積み重ねがお互いの信頼関係にも必要。
お互いのことを親子で思いあっていても、
常日頃声かけができていないと、
介護に入るときや、
病気入院や、
介護に関して大きな決断を迫られる時、
どちらかが我慢しすぎてしまったり、
親が遠慮しすぎてしまったりして、
見逃してはいけない大切なことを見逃したり
誤解してしまう可能性が非常に高くなる。
お互いが思いやっての行動なのに、
裏で罵りあいの修羅場になったりしてしまう原因になる。
残念過ぎる。
そういうことにならないために。
常日頃、親と連絡を取っておくことは大切。
メール連絡がほとんどだとしても、
年末年始や季節の変わり目誕生日などの生活行事には、
電話で話したり、
顔を合わせて話すこと。
文面からは伝わらない、
微妙な健康上のニュアンスを感じ取ることができる手段。
そこで、将来の大きな病などの不安を払拭できることは多い。
それで夫がいつも自身の父の話を聞くのが億劫なばかりに、
(12月にあれこれあって自分の休日を何度も棒に振った夫)
メール連絡で済ましていたら。
一緒に過ごそうと話していた元旦どうするか?の連絡がこない。
そこで、電話するように私がお願いしたのにメールで済ませた夫。
電話はしないのに、
メールは何度もしたらしい。
なしのつぶて。
そこで嫁の私が連絡したら、
これまでの私が夫と義父のためにしてきたことが
ふたりの関係の自立ではなく
ふたりから私が依存される関係になるのがうっとおしくて
(思いっきり自分のためです、あしからず)
しれっと連絡しませんでした。
なぜって?
今義父が急な病で死んでいたとしても
わたしにはなんの後悔もないから。
自分が義父や夫にできることを、
私の限界を超えて尽くしてきているから。
そもそも高齢者というのは、
メールに気づきにくくなる。
得意でもない義父はとくに。
だから電話といったのだけれど、
理解したくない気持ちが強かったのだろう夫。
それで夫、急に不安になったらしく。
(父親が死んでるんちゃうんか?!)
職場から今日の昼間わたしにメールで、
「悪いけど父の生存確認のために、マンションに行ってきてくれない?」
とよこした。
まったく空気の読めない夫。
私は、自分の今日の予定を年末から夫に伝えていて、
どんなに楽しみにしているか語っていたのに。
そして私をいいように扱う義父が大嫌いだと言い続けていたのに。
夫に「嫌だ!!!」と答えたい。
が、それでは子ども。
不愉快だったものの、その場ですぐに義父に電話。
そうしたら義父は電話にすぐ出る。
そしてべらべら喋る。
めっちゃご機嫌!
ちょっと疲れてるっぽいけど。
義父に年末年始の過ごし方を要点だけ聞く。
夫に折り返しメール。
「生きてはったで!」
話をややこしくする。
それは、こまめに連絡をとらないから。
連絡もメール電話と使えるものの用途性質を理解して、臨機応変に使い分けすること。
夫が仕事から帰宅後、
食後の落ち着いた時間に、
このことを夫に理解してもらえるよう、
こまかく話しました。
ちょっと意地悪もいいながら。
なぜ意地悪もいったか?
夫の気が利かないせいで、私が楽しいはずの一日に嫌な気分になった事実を知ってもらいたかったから。
男性って女性の気持ちを言わなきゃ理解できないことが多いでしょ!
言ってもわからないって言われるんだし!(笑)
そんなわけで。
義父は元気ピンピン。
自分の想像通りの年末年始を満喫していたのでした。
「案ずるより産むがやすし」の典型(笑)
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