妹次女夫婦からの要請で
妹次女の義母の退院から検診
(特老指定の内科)、
特老入所のサポートに行ってきました。
サポート内容は、
妹次女が手続きなどをしている間、
認知症のお義母さんが不安※にならないよう
常時状況説明などの声かけ、
お義母さんの不安※をそらすような
楽しい世間話など、
荷物の運搬、
車椅子の移動や補助など。
※お義母さんは不安になると、
大声で周りの人に問答無用で話しかけ、
イライラをぶつける言動がある。
退院から入所までのスケジュールは
シンプルなものですが、
認知症高齢者にとっては
かなりの体力的精神的負担。
妹次女が事務手続きなどをしている間の
待ち時間が長く不安になりやすい。
車椅子移動で移動距離もそこそこある。
入所予定の特老から引越荷物を
1回で運ぶよう連絡があって、
少ない荷物でもひとまとめにして
一度に運ぶとなると、
軽乗用車の後部座席にいっぱいに。
そのため妹次女の義母は
車椅子専用介護タクシーで移動。
妹次女自身は、
退院する病院での事務手続きや
当日まで使用していた荷物をまとめ運び、
スタッフのみなさまにご挨拶。
指定難病持ちのお義母さん。
薬や事務の手続きが難しいので漏れがないよう
確認などの報告連絡相談が欠かせない。
介護タクシーの運転手さんと移動ルートと
経由地があるため料金の確認。
不安でいっぱいのお義母さんを
安心して移動してもらえるよう適切な声掛けやケア。
特老指定内科の検診内容についての確認。
新しい主治医の初診と
今後のお付き合いについて確認。
検診中にお義母さんが不安にならないよう
なぜ検診を受けるのか?
どんな検診内容か?
の説明と
安心して検診をうけられるよう
その都度声かけを欠かさない。
主治医への指定難病のこれまでの経緯など
簡単な説明と
特に注意してほしいことなどの
理由の説明とお願いを一気に済ませる。
検診の待ち時間に、
特老入所についてお義母さんに心配事がないか?
聞いたり、
聞いた話の内容は妹次女がすぐに対応しますよ!
と穏やかに丁寧に何度も優しく説明。
特老では、
お義母さんがスタッフを信用信頼してくれるよう、
和やかに笑いを交えながらおしゃべりをし続け、
質問したりされたりの穏やかな雰囲気を演出し
安心きると理解してもらえるよう注力。
お部屋での荷物の片付けや
スタッフさんと持ち込み品リストの作成と確認。
持ち込む衣類日用品のすべてに
わかりやすく大きく記名するのは必須!
その個数まで記録。
盗った盗られたというトラブルを防ぐため。←よくある!
お部屋を整えたら、
お義母さんはスタッフさんと施設内見学。
妹次女と私は、
ケアマネージャーさんと契約書類ケアプラン等について別室で面談。
これまでの認知症両親の経験から、
この場で聞いておいたほうがいいことや、
相手との関係をスムーズに運ぶための
世間話などをしっかりする。
妹次女の手続きや質問したいことなどは、
わたしと一緒であるという安心感で
もれなく話を進めることができて、
お互いリラックス効果があった。
その後お義母さんの部屋で
お義母さんとおしゃべりしたり
写真を撮ったりする時間を十分にとって、
お義母さんの気持ちを和ませる。
このようなサポートを私がしたことで、
お義母さんや妹次女も
精神的に安定しスムーズに過ごしてもらえた。
最後は笑顔で、
3人で写真を撮って笑いが止まらないほど(笑)
前日妹次女夫婦が訪れたときには、
義母はとても不安定だったということで
「暴れたり暴言が出たらどうしよう?!」
と言っていた妹次女の心配は杞憂に。
誰と居ても最近ひどくなったと聞いていた
物盗られ妄想は一度も出なかったし、
しっかりしたお義母さんでした。
病院から施設までにかかった時間は約4時間。
すごく頑張っていたお義母さん!
この妹次女とお義母さんのサポートは
私にとって新しいチャレンジでした。
さて二人の感想は?
妹次女も彼女の義母も安心して過ごせたとのこと。
もちろん事前にしっかりとした打ち合わせをし、
情報収集も怠らなかったので、
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松元佳子
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