思い込みの激しい義父。
頭に浮かんだことをそのまま次々に主語もなくしゃべる。
そのうえその話、次々に主語が入れ替わる。
そして自分が得た情報を自分に都合よく歪曲して解釈したりする。
なので、義父の話を聞き理解するのにものすごく骨が折れる。
義父の話を聞くときには、
・主語が誰なのか?
・事実なのか不確かな情報なのか?
・話題の変わる境目はどこか?
・義父の話を私が正確に理解しているかどうかすぐに確認する。(重要な話のみ)
・私が話した話を義父が正確に理解しているかどうか確認する。(重要な話のみ)
・大事なことは復唱する。
というのも。
義父の病院受診に初めて付き添ったとき、自分の病状について理解しているのかと思いきや、次の瞬間頓珍漢な質問を先生にしたりして、私の頭の中には「??????」が何度もたくさん浮かぶ始末。
お互いの思考の仕方が違うんだということはわかっていたけれども、行ったり来たりで完全に私は話の迷子状態(汗)
義父は先生の話を、
・理解しているのか?
・理解しているが、事実を受け入れられないのか?
・理解しているふりをしているのか?
・理解できていないのか?
先生と義父のやり取りを必死に聞き、理解し、検査結果や病状説明をしっかり覚え、かつ自分の疑問は先生に質問し納得する。そして初めて聞く義父の病状の履歴や症状を頭に叩き込む。必死です、必死!
帰ったら、夫と義兄に説明する義務がある私。
そのために事前に専門書がたくさんある書店でみっちり予習していたので、検査結果の資料をみながらの説明にはしっかりついていけたのでホッとしたのでした。
同じ日本語の同じ単語を使っているのに言葉が通じないと思うことが、人それぞれの個性というもので面白いのだといえる日が私に来るのでしょうか?(笑)
聞く力と質問力を磨いていこうと改めて思うのでした。
~~~~~~~~~~
松元佳子
☆Twitterhttps://twitter.com/YoshikoMbpe