義父が歳をとったなぁと思う瞬間が増えてきたので様子見注意報発令中です。
注意報なので、注意しながら様子見という文字通り見守り状態です。
 義父は一人暮らしなので会ったときに小さな変化を見逃さないように、一人暮らしの自信を失わないようにさりげなくサポート。できるだけ父の思うような一人暮らしの気ままな生活を続けてほしいと思っています。
 
義父が歳をとったなぁと思う瞬間というのは、車の運転ができないことで生活に不便を感じ、これまで積極的だった外出を消極的になってあまりしなくなったこと。不便をそのまま放置することが多くなったこと。しないことやできないことへの言い訳のような話が増えたこと。疲れやすくなったこと。なにかひとつにこだわったらしつこいのに、視野が狭くなっていて小さな枠の中でぐるぐるさまよってしまいがち。
 このエピソードは、散髪。いつも行っていた散髪屋が閉店していて、その周辺の散髪屋を探して界隈を3周したというのです。この真夏の暑い日中に3周!危険です。
そして、見つかっていない。2、3か所はあったはずなのですが。思い込みが強くなっているのですよね~。
 それでこのところ毎週日曜は義父と相方と3人でランチ&買い物デートをしているのですが、
義父:ランチの前に散髪屋に連れて行ってくれんかなぁ~。どっかいいとこ知らんか?安くてうまい散髪屋を!
 正直ズッコケました。散髪屋くらい自分で探せないのか?と。普通に街中に住んでますから。そうしたら上記の話だったというわけです。
 
 なんだかこちらが不安になるという出来事ですが、ということは本人はすでに自覚して結構不安に思っているのではないかと思わなくもない、そんな雰囲気です。
いくら元気に見えるとはいえ、気をつけて今の状態を長く保てるようさりげなくサポートしようと思ったのでした。
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松元佳子
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