父の不調を知らせる電話が、昨日今日と二日連続で施設からありました。
こういう施設からの電話、何も知らないとびくびくするし、一気に不安や心配にかられるのですよね。
私なんぞは一時期電話恐怖症になりました。それは施設からではなく、父からの電話。決まって「母(父にとっては妻)が居なくなって数時間以上たった。」とか「母とはぐれ見つからない。探してもどこにいない。」とか。
認知症両親の介護では、病気や行方不明がどの時点のどんな状況であるか?が命に関わるので、電話を貰う側の私は一瞬非常に緊張します。これがトラウマで今でも電話はかなり苦手。
それで思うこと。
電話をかける方、受け取る方の気持ち。
自分でこの時点なら妹に電話やメールをするという規準を持つ。
不用意に妹たちの心配や不安を煽らない。
事実と予想と対処を調べたり決めてはっきりと伝える。相手が行動の決断を選択しやすいように。
今回父の不調に使われた言葉で私が感じたこと。
その原因として考えられることは何か?
それの起こる根本は何が考えられるのか?
治療可能か?
原因や理由が不明なのか?
様子をみての対処療法なのか?
なぜ今なのか?
今回は、父本人が症状に驚いて不安を覚えていた。
病院で検査を受けて異常なしと言われなければ納得できなかった。
というのが結果的にわかったこと。
付き添う家族=私、最終的に判断する家族=私、お財布係=私などとお役目をいくつも果たす私にとっては、まあまあな負担でございました。
よくわからないことを待ち合いの隙間時間にこっそりトイレでグーグル先生に質問したりして知識を補ったり。
わからないから余計な心配や不安を抱えるわけで、さっさと調べて要点だけを診察室で医師に聞ければかなりすっきりするのは間違いない。
ということで今回は、電話や診察室での会話に備えてわからないことは曖昧にせず事実と状況と対策とというように分かりやすく整理整頓すれば心理的に楽になるというシェアでした。
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松元佳子
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