前回のブログからの続きです。
この日は久しぶりにアロマオイルを使ったトリートメントを母にしました。
先日櫻木よしこさんのブログ講座でご一緒した
アルケミスト代表福永奈美枝さんにお声かけいただき、
(アルケミスト http://r.goope.jp/alquimista)
アロマハンドトリートメントを教えていただきました。
これまでの介護でアロマトリートメントは取り入れていましたが、
独学だったため疑問ややり方効果などを一度習ってみたいと
思っていたので、ちょうどいいタイミングでした。
やはり実践で学ぶと自信がつきます。
終了後の記念撮影(笑)
左が奈美恵先生
そうして、まずは母に。
ハンドマッサージなのですが、
始めた直後母落ち着きがなくて、
妹次女が母の手を握っています。
マッサージの前に母をトイレに誘ったのですが、
どうやら遠慮したようで、
マッサージを始めた途端、トイレに行きたくなったから、
そわそわしたような気がして、
この時、
私:お母さん、トイレ行こうか?ねぇ、どう?!
母:そうだね~。(笑顔)
という状況です。
こういうマッサージの前後は水分補給とトイレは
セットなのです。
でも、始めてみなけりゃわからないということもある。
今回は、マッサージをはじめてスグにトイレでした。
こういうことは、よくあることです。
責めることでもないし、
(「だからさっき聞いたのに~~~」みたいな言葉)
気づいてトイレに行ければそれでよし。
さっそく中断して、
トイレへ誘導し、ばっちりトイレを済ませることができ、
私たちも母自身もご機嫌で、
マッサージの続きをしました。
おしゃべりしながら、この笑顔。
やはりさっきよりず~っと落ち着いて
嬉しそうな母の笑顔です。
手が終わったら、母が足をさすり始めました。
私:お母さん、足もマッサージする?
母:うんうん(うなずく)
私:じゃ、かたほうずつやるね!
ズボンのすそをあげるから寒いかもしれないけど、
マッサージしたら温まるよ~。
ズボンのすそを抑えててくれる?
と、ダメ元で頼んだのに。
というのは、私の言葉が理解できなくて、
その必要性が理解できないから。
母、しっかり押さえてます。
偶然かな?と思って、
反対側のとき頼んでみたら。
理解していた模様。
ぎょぎょぎょ~~~!(驚き!!!)
びっくりしました。
自宅にいたころを思い出してくれたのか?
本能がキャッチしたのか?
嬉しい出来事♪
その後、運動をかねて母の大好きな散歩。
施設の廊下ですが、それでも大丈夫という母。
両手を握って、上下にやさしく振りながら、
1~10までの数をリズムよく一緒に数えて歩きます。
「いち、に」
「さん、し」
廊下の端から端までエンドレス。
楽しそう!
疑問1 会話になっているけど、会話できるんですか?
A.言葉の理解はできていないと思います。
信頼関係があるので、心が通じあって会話が成り立っている、
そういう感じです。
ただ、以前母がいた施設では、あまり通じ合えなかったのですが、
こちらの施設に転居してからは、通じ合い、会話が成り立つような
言葉が出てくるようになりました。
以前より、症状が回復したかのように思えます。
その時々の母の症状に環境がぴたりとはまった場合、
症状が改善するのではないかと私自身は経験的に
実感しています。
疑問2 ハンドマッサージをして気持ちいいと感じるのですか?
A.気持ちいい、温かくなる、という実感はあるようです。
実際、マッサージ中は表情や筋肉の緊張が緩みます。
やさしく触れているだけなのに、
冷たかった手足の先端が徐々に温まってきます。
ただし、マッサージする人との相性はあるようで、
私と妹では、私にやってもらった方が表情が緩む
ようです。
ちょっとした力加減や、気持ちよさ、心地よさを察知する
能力は本能のようで、しっかりあります。
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松元佳子
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