空を見上げるのが好き。
両親の介護を実家でしていたころ。
空を見上げることは少なくて。
広い心は空のよう。
今の私になかなか難しいな
と見上げるたび思った。
清々しく朗らかな空の青さに癒される。
両親と散歩して、
花や緑は見ても、
空を見上げることはない。
空には何も感じないようだった。
それは今でも同じ。
空より、
目の前にある花や緑が気になるよう。
儚く移ろいゆく命の限りあるもの、
そしてその場所から動けないもの、
そういうものには、
一瞬、目を心を奪われるのだろうか?
わたしが好きな空を一緒に見てくれたこと、
あったかな?
あったよ、あった。
興味なさそうだった。
ちょっと悲しかったな。
甘酸っぱい思い出。
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松元佳子
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