10月25日のブログ
「高齢者の便秘にご用心」
http://ameblo.jp/kosyokosyokosyo/entry-12213197030.html
を書いたとたん、
便秘対処あれこれに遭遇。
今回はそれを実践編としてみます。
 
実践例①健康な高齢者
 
<義父の場合>
義父(関西在住、妻を亡くし一人暮らし)
は実父と同年齢。
身体を楽に動かし続けるために、
オリジナルの運動などを欠かさず、
好きなことをし、
同年代の方々との交流会にも
気が進まないながらも参加し、
(自分が元気である比較対象がある
ことで、気持ちに張りが出るらしい)
自分のことは自分ですべて賄い、
実兄の通院のための運転や
義理の姉の生活補助などを
積極的にしてそれなりに元気に
過ごしている。
 
そんな義父毎朝起床と同時に、
関節回し
ストレッチ
筋トレ
が日課。
 
それでも、
やはり年齢とともに便秘になった
ということで、
便秘解消運動と食事を
これにプラスしているとのこと。

義父にとって効果的な便秘解消運動は、
胴を左右にひねる運動。

便秘解消フードは、
朝のバナナとヨーグルト。

これは義父にとって現在のところ
ベストでマスト。
現在便秘に悩むことはないとのこと。
 
実践例②認知症の高齢者
 
<母の場合>
水曜(26日)に義父が私の両親に面会
したいといってくれて一緒に訪問。

しかし母、久しぶりに不穏。
大声で激しい独り言。
話しかけると一瞬は笑顔が出るものの、
すぐに激しい独り言。

便秘かな?と推測し、
座っていた母を廊下散歩に誘う。
(運動)
施設内の廊下やホールを歩きまわって
いると母、
「あいたたたたた!」
のあとにワーワー言い出したので、
便秘と確信!

トイレに向かう。
トイレ誘導に素直に応じたので、
トイレで母の許しをえて、
お腹全体を私の両手で温め、
「の」の字のマッサージをゆっくり、
母の顔をみながらおしゃべりし、
(この場合のおしゃべりの内容は、
今私がお腹をマッサージしているよ
というお知らせと、手の強弱の快不快
の確認など)
3回行う。(排便のための習慣)

お腹を優しく触ることで、
お腹の張りや母の力み方やタイミング
をはかり、少しだけ補助する。
母のタイミングを優先し、
絶対にせかさない。

脳や神経の機能もゆっくりかもね?
などと冗談を言いながら、
リラックスできるような雰囲気作り。
一人で踏ん張りたそうな時は、
ちょっと離れて声掛けしながら様子見
する。

この日は、快調にトイレタイム終了。
ご機嫌も一気に回復!
 
以上、何かのヒントになれば幸いです。
 
落ち着いてからの写真☆
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