認知症両親の介護は、
三姉妹助け合ってやってきました。
主な役目、例えば介護保険制度でいう
主たる介護者は常に長女である私ですが。
それは両親の厳しい躾けがあったので、
「責任は私がとる」のです。
 
重く感じる長女の責任。
両親が病気になったら、
その命の選択をするのがわたし。
それ以外でも、最後の最後に
YESかNOを決断するのは私の責任。
「お姉ちゃんの言う通りにする」
なんで私が。。。。
なんで私ばっかり。。。。
よく負のスパイラルにはまってました。
 
先日両親の暮らす施設の園長に、
「仲良し三姉妹、いいですね!」
というような言葉をいただきまして。
妹次女:実は仲が悪いんですよ~~~。
だの。
私:昔は仲が悪かったんですよ~~~。
だの笑いながら言っちゃったのですが。
 
認知症両親の介護歴が長くなればなるほど
介護関係者や親族や友人知人に、
「三姉妹、仲がいいよね!」
「三姉妹仲がよくて羨ましい!」
「助け合って介護できて幸せだね!」
といわれます。
そうなんですけど、
それはお互い努力の賜物。
 
もともとは仲良しじゃなくて、
激しいバトルを繰り広げる三姉妹でした。
次第に仲良くなっっていくきっかけが、
わたしが社会人になって県外に脱出し、
一人暮らしを始めたこと。
妹たちからは羨望の眼差し。
 
その後、
母が若年性アルツハイマーになって、
そのうえ父までも血管性認知症になって
お互い助け合わなければ、
どうにもならに状況になっていったから。
仲良くなるきっかけはあっても、
自分の思惑と相手の行動が違うと、
激しい口喧嘩になったり、
気持ちをぶつけ合って傷つけあって、
傷をさらにえぐりあいながら、
それぞれが自分と向き合って、
妥協できるようになったり、
諦められるようになったり、
相手に求めすぎなくなったり、
それぞれの状況を思いあえるように
なったり、
こころの成長があって、
絆が深まったというか、
相手のままを認められるように
なってきたのかな?
 
だから今は仲良し三姉妹。
お互いの距離感もいい感じになってる
と私自身は感じています。
お互い助け合い補い合う感じ。
 
介護は親が最後に子にする教育だと
聞いたことがありますが、
大きく難儀な教えでございます。
 
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