我が家の場合は、認知症両親の服薬管理はお薬カレンダーで対応してきました。
昨日のブログ(http://ameblo.jp/kosyokosyokosyo/entry-12173027852.html)のホワイトボードの下の部分につり下げて使用。
これが一人分なので、両親それぞれ並べてあり、上の部分に父の名前、母の名前を記入して区別。
服薬管理はもともとは父がしていました。
その父が母に薬を飲ませることを忘れるなどして薬の飲み忘れで在庫が増えていたのを発見し、それを機会にケアマネージャーに相談してお薬カレンダーを使った管理になりました。
その後も父の様子を見ながら父と相談し、リハビリも兼ねる形で対応していきました。
第一段階
使い始めのころは、父のリハビリも兼ねて(指先を使う)錠剤などをそのまま入れていました。
母の分は父が取り出し、母に飲ませます。
第二段階
父の指先が思うように動かなくなりイライラするようになったときに、ジッパー付きビニル袋を使用。
我が家で使用したのは、ダイソーで売っているジッパー付きビニル袋で文字が書きやすいよう白い部分があるもので、顆粒の漢方薬が入る大きさが必要だったためカードサイズ。
なお透明なものでも、ラベルシールを貼ると簡単だと思います。
ビニル袋には、上から順に、名前、曜日、服薬のタイミング「朝食後」などを記入。
それをお薬カレンダーのそれぞれのポケットに入れておくというスタイル。
使用済みのビニル袋と飲み忘れた時のビニル袋はそのまま、お薬カレンダーの下にあるポケットに入れるように決めました。
週末の土曜に、使用済みのビニル袋を取り出し、飲み忘れなどを記録。
その後、次週分をセット。
第三段階
父が母の薬と自分の薬を理解できなくなって、二人分飲んでしまったりするようになったとき、薬はヘルパーがいるときは服薬を指示し確認後、連絡帳に記入、それ以外は家族が必ず服薬を指示し確認。
その他のこと
薬局で薬剤師、病院で主治医にお願いできることなど。
私たち姉妹は自分たちで服薬管理できたのでこのようなやり方でしたが、かかりつけ薬局ではお願いすればまとめて服薬を1回分ずつビニル袋に入れてくださるサービスがありました。
かかりつけの病院がいろいろでも薬局は自宅近くで一か所にまとめれば、服薬管理は楽になります。また薬局では薬剤師がお薬について病院の主治医と連絡をとって調整してくださったりもするのでわからないことなどどんどん聞くといいと思います。
飲み忘れでたまったお薬があるときは、病院の主治医に申告して次回分を余った分だけ減らしてもらえば、その分だけお薬代も安くなります。
現在は、服薬管理のカレンダーなども様々な種類があるので(しゃべって教えてくれる機械ものもあります!高価ですが…)、それぞれの使いやすいタイプのものを選ぶといいですね。
以上、参考になれば幸いです。