昨日21日、両親の施設のお部屋で母の誕生祝いをしました。
両親と三姉妹、家族勢ぞろい。
父にハーモニカで「ハッピーバースデー♪」をふいてもらい、姉妹手拍子で母のために歌いまして。
お祝いは、旦那どの特製プリンロール。
作った旦那どのは残念ながら、仕事で欠席。
母には私が旦那どのが作ったよと報告したら、ウルウルしながら笑顔でうなずいてくれてました。
うれしそうに食べる母。
ところで。
毎週施設に行く時間は、午後1時半過ぎ。
昼食後のお昼寝タイムで。
母はベッドで横になっていますが、たいてい目覚めていて。
父はベッドに座って新聞を広げてラジオを聞いています。
両親に、「今週も来たよ~!」って笑顔で大きめの声で部屋に入っていくと、二人とも笑顔。
母は、笑顔なんだけど、うるうるして訴えかけるような目をわたしに向けます。
そういう時は、おむつが気持ち悪いってサインです。
このサインを発見するのに、4週くらいかかり。
トイレ介助をわたしにしてほしいんだと気づくのに、2週かかりました。
つまり6回目で母の願いをくみ取れたということです。
いや~、時間かかりました。
母には申し訳なかったです。
それにしても、ベッドの母を起こして、靴を履かせ、トイレに誘導し、上手に座っていただき、すっきりしてもらうという一連の動作は、意外と時間かかります。
昨日はゆっくり座って過ごすには気持ちいい温度でしたが、トイレ介助をするわたしはトレーニングでもしてるかのような滝の汗。
「お姉ちゃん、大丈夫?お母さんはニコニコしてるけど?」
妹たちに心配される始末!
このトイレ介助。
おむつ気持ち悪いというサインが分かったのはわりと早い段階でしたが。
はじめは、施設の職員さんにお願いしてたんです。
母に早く施設にも職員の方々にも慣れて欲しいと思って。
だけど私が行ったときに、私が母のためにできることをするのは、母にとってうれしいことなんだなって感じるようになりまして。
母が施設にも職員さんにも慣れてきたと確信できるようになったからというのが大きい。
でも、その加減を計るのは難しい。
まだまだ、いろんなことを感じて、くみ取って、母に少しでも幸せな時間を過ごしてもらえるよう学んでいけたらと思っています。