老いを育てる
在宅介護のエトセトラ
宮崎詩子 著 医薬経済社
こんなにまで
介護する自分と、
介護される本人、
家族それぞれが、
生きることの意味に
真摯に向き合っていける覚悟や勇気は
尊いことだなぁと胸が熱くなった。
情熱や行動力
専門知識の勉強
日常生活への細部にわたる心配り気配り
などが素晴らしい。
私が漠然と認知症両親と自分たちの将来思い、
とんちんかんになりながら、
勢いで乗り越えてきたのに対し、
著者は理路整然、無駄がなく、筋が通った介護道。
老いを育てるという発想が、素敵。
わたしがやりたいと思う介護は、
老いを育てることだった!
著者や著者の家族に、
強さとしなやかさと美しさと尊さを感じた。
一方自分は、
迷いすぎ、自信がなさ過ぎで
家族をまとめきれなかったんだなと気づいた。
わたし自身、
できるなら自宅で両親を看取りたいと思ったけれども、
家族の協力や関係者の協力が十分に得られないと判断して断念したことに
自分が納得しきれていなかった部分が、
「なぜか?」が本を読んで納得できた。
この「老いを育てる」という本には、
長くなるかもしれない介護生活での要点がわかりやすくまとめてある。
特にあまり書かれることのない最後の時の迎え方は、
真摯に介護に向き合っている、
また自分の死を見つめることをいとわない人には、
しごく参考になる。
生き方は死に方。
自分のことをしっかりはっきり伝えることは責任だ。
自分の責任をとることは、
家族や他者への愛情、
やさしさ、思いやり。
ご一読を!
在宅介護のエトセトラ
宮崎詩子 著 医薬経済社
こんなにまで
介護する自分と、
介護される本人、
家族それぞれが、
生きることの意味に
真摯に向き合っていける覚悟や勇気は
尊いことだなぁと胸が熱くなった。
情熱や行動力
専門知識の勉強
日常生活への細部にわたる心配り気配り
などが素晴らしい。
私が漠然と認知症両親と自分たちの将来思い、
とんちんかんになりながら、
勢いで乗り越えてきたのに対し、
著者は理路整然、無駄がなく、筋が通った介護道。
老いを育てるという発想が、素敵。
わたしがやりたいと思う介護は、
老いを育てることだった!
著者や著者の家族に、
強さとしなやかさと美しさと尊さを感じた。
一方自分は、
迷いすぎ、自信がなさ過ぎで
家族をまとめきれなかったんだなと気づいた。
わたし自身、
できるなら自宅で両親を看取りたいと思ったけれども、
家族の協力や関係者の協力が十分に得られないと判断して断念したことに
自分が納得しきれていなかった部分が、
「なぜか?」が本を読んで納得できた。
この「老いを育てる」という本には、
長くなるかもしれない介護生活での要点がわかりやすくまとめてある。
特にあまり書かれることのない最後の時の迎え方は、
真摯に介護に向き合っている、
また自分の死を見つめることをいとわない人には、
しごく参考になる。
生き方は死に方。
自分のことをしっかりはっきり伝えることは責任だ。
自分の責任をとることは、
家族や他者への愛情、
やさしさ、思いやり。
ご一読を!