父の病院で着ている服は、実家に持ち帰って洗濯しています。
もちろん病院で洗濯していただくという選択肢もあるのですが。
月単位の料金はリーズナブルなんですけど。
なんや全部病院にお任せしてしまったら、父への愛情なくなるような気ぃしてしまいまして。
その父の洗濯用の袋がゴミ袋だと書きましたけどー。
なんでなん?っていうとですね。
認知症特有の症状っていうか、便汚染があったり、トイレに行きたくてもナースコールを押すのが面倒で、履いてるおむつに出したほうが楽やんっていう理由で、おむつの限界能力を超えてしまった場合というのが、ありましてーーー。
大人のってすごい臭いなんですね。
で、入院してるくらいだし、認知症なんで、いろんな薬を服用しておりますでしょ?
お薬によってさらに、強烈な臭いがいたします。
薬は毒ですよねー、ほんまに。
そのゴミ袋の中にさらにおむつ交換や着衣交換してくださる看護師さんが、便のときはおむつの袋の使いまわしとか、尿のときはパッド袋の使いまわしで、別に入れてくださるんですけど。
それを開封して、どこが汚れてて、どの程度の汚れなのかという確認作業があるわけですが。
いやー、鼻落ちちゃいます。ボトッ!
なんでうちの鼻こんなに敏感なん?って呪いたくなりますけど。
かすかな抵抗、マスク着用。
マスクの内側にアロマオイルON
便の大量付着の場合は、外で汚れをきれいに取り除き、水道でこすり洗いして(ほぼ乾燥してしまっているので)から洗濯機へ。
次に、酸素系漂白剤と洗剤と柔軟剤で、天日干し。
実家暮らしの折には、一日中この汚れものの着衣と布団一式を洗濯しており、今は楽なものでございます。
多くて週2回。
まさか、父のおむつ交換やら、体中くまなく清拭するとか、思いもよらないことでしたが。
経験とはすごいもので。
嫌々ながらも徐々に慣れたり、日常の一こまになったりするんですね。
人間て凄い!
成長は、日々。
自分に今できることが、将来もずっと意識しなくてもできるとは限らない。
大事にいたしましょう、自分を♪