祖母(母の母)の容体が急変したので。
本日、母も一緒に、3姉妹と旦那どのと、祖母の入院する病院に行ってきました。
母は祖母と、もう何十年も目を合わせて喋るということがなかったのですが。
二人とも(それぞれ認知症)、まるで何もかもわかっているかのように静かに見つめあうこともあり手を握ったりしていました。
病室での奇跡の一こまだと思いました。
母は、アルツハイマーになって以来、極度の病院嫌いで、病院の建物に入ったとたんそわそわし始め、病室へのお見舞いでは毎度逃走する過去を持つほどなのですが。
ベッドにいる人と目を合わせたこともほぼありません。
とにかくこの場から逃げ出したい!
母の悲壮感さえ感じるほど。
母を祖母に合わせてあげられる機会があったこと、嬉しかったな。
もう合わせてあげられないと自分の中であきらめかけていたので。
それには、ひとつではない様々な理由があるのです。
切なくもあり、喜びもあり、人の終わりに立ち会うこと。
そこに自分が感じること、相手の感じること。
一緒に過ごす時間。過ごした時間。
ハートに沸き上がるのはあたたかな愛情。そんな夜。