感染症の流行する季節。

この季節は特別気を使う。

 

手洗いうがいの基本は忠実に守る。

しかし。

あれをしなきゃダメ、これもしなきゃ!

では疲れる。

そもそも両親ともマスクが苦手。

すぐマスクとっちゃう(汗)

 

なので。

その時々、母の状況に臨機応変に対応。

 

母は手を洗うことさえストレス。

 

なぜかと言えば、

手を洗うという行為がわからないし、

なぜ手を洗わなければならないかは当然わからない。

わからないことをするのは誰だってストレス。

 

そんな母に手を洗ってもらうのはわたしにもストレス

 

結構お互いストレスになるなら、

ほかの対処法を探し進んで採用。

 

手を洗うとき冬場、母は冷たい水を嫌う。

嫌うというより、冷たい水が怖いみたいな反応。

温水だったら大丈夫。

 

母の手洗いは水温を確認してから。

うっかり確認を忘れてしまうと、

お湯の蛇口、すぐは冷たい水。

母が怒り出す!

トラウマになる。

手を洗うことを嫌がる。

暴れる。

お互いイライラするの悪循環。

 

手洗い用の石鹸使用。

母の気分が良ければいいが。

石鹸を使えないこともある。

 

そんな時は、

・キッチン用のアルコールスプレーに

アロマオイル(レモンやペパーミント)を

数滴入れたものを母の手にスプレー。

・温かいお湯で湿らせたタオルに

上記アルコールスプレーをし

タオルで母の手をすっぽり覆い

マッサージするように手指を丁寧に拭く。

 

母のうがいは手を洗う以上に高難度

 

母にとってのうがいは、

手を洗う以上に

なぜ?なに?の連続で恐怖。

 

うがいがわりに、温かい緑茶を飲んでもらう。

あたたかい緑茶は喉鼻を潤す。

 

 

室内の温湿度管理はマスト

 

認知症両親が一日過ごす部屋には

見やすい温湿度計

(表示画面の大きいデジタル)

を置いている。

 

マンションなど機密性の高い室内での

温湿度のコントロールはわりとしやすい。

が、昔ながらの住宅での温湿度管理は難しい。

 

温めると乾燥する

乾燥すると寒がる両親

 

そんなとき効果的なのが、

電磁調理器などをつかって

鍋のふたを開けて湯を沸かす。

 

我が家では

低湿度30%くらいの場合、

一度湯を30分程沸かせば

湿度が60%くらいまで上がる。

 

湿度があれば、

温かさも実感しやすくなるのでいい感じ。

 

ただ危険もあるので、

その場に一緒にいて

目を離さないという条件あり。

 

そうして、こまめな水分摂取。

 

冷たい水でもなく、

熱すぎる緑茶でもなく、

ノンカフェインのものや、

白湯など。

 

同じ飲み物ばかりでなく、

種類を変えて、

変化を楽しめるよう

気づかいできたらお互い嬉しい。

 

その他には?

 

着ている衣服での体温調節もこまめに。

冬場は体が委縮して固まりやすいので、

簡単な体操(首回し、肩回し)や、

その場足踏みなど取り入れている。

我が家は食事前にしている。

 

体を動かすことで体全体の血流などがよくなり、

むくみの予防や関節の固まりを防ぎ、

胃腸への刺激にもなり、

いいこと尽くし。