相変わらず、咳で気力体力を奪われているけど、徐々に徐々に回復傾向☆←わたしの報告、いらない?!
ぼんやりしちゃって、面倒くさがって、ブログも気づけば、さぼりまくり。。。
春っていうのは、認知症の人には、なかなか難しい季節のような気がします。
季節折々に、いろんな症状があるような気がするし。
春特有っていうのは多いけど、夏には夏の、ってね!
春は、生命力が活発になるらしく、そこんところのコントロールというか、穏やかに過ごすというのが、なかなか難しいように思っちゃいます。
母の事件は、決まって春3~5月上旬にかけて。
警察のご厄介になったり、ご近所巻き込んでの大騒動だったり。。。
お互いに不安定な精神状態が、そういう結果を生むのかもしれませんが。
先週末の土曜21日、母は不安定。
トイレに行きたいというサインが、後で思いかえせばあったような気がするのだけけれど、バタバタで家事に追われていたので、誰も気づかず。
結果、おむつびっしょりでズボンも靴下も床も。。。
そうなったら、母は、大暴れ!
完全に、母のご機嫌を損ねてしまいました。
その前から、母を不安定にさせる種はあったのです。
片付けられない父が、狭い部屋中に、本屋雑誌を床に置き散らし、ゴミ箱ではなく、ビニル袋をゴミ袋代わりにいくつもいくつも作っては、放置。
それを母が片付けるからさらに拡散するという悪循環。
母はなぜか部屋がちらかっているというのは認識できていて、片付け掃除をしたがるんですよ。←昔きれい好きの掃除魔。
でも、実際は、さらにちらかしてしまうし、とんでもないところにモノを移動したり、ゴミ袋の塵を取り出して、一つ一つテーブルに並べたりするわけです。
あくまでも片付けして掃除してるつもりの母が、片付け出来ない父に「触るな!汚れる!」と大声で怒られる。
わけがわからない怒られ方(片付けているのに触るな!汚れる!と言われ大混乱!)に母は激怒する。
激怒の応酬 父 VS 母 !!!
そこに、妹三女 登場!
いつもながらの惨事をみて、これまたいつもながらの両親の応酬をみて、これまた怒り爆発!
妹三女:片付けて掃除機かけるから、そこどいて!
理不尽に怒られたと思っている母は、暴言エンドレスの大き過ぎるボリュームの独り言が始まり、誰が何を話しかけても聞く耳なし!
父は、片付けてるつもりができていないと毎回妹三女に怒られ、怒り心頭!できないんだから仕方ない!なんで怒るんだ~~~!!!ともはや逆切れ。
いつもそんな状況のところに、わたしの登場ってわけで。
マイナスからややプラスよりの穏やかな雰囲気の場所作り。。。
ねぇ、することたくさんあると思うでしょ?
掃除は妹三女に任せて、昼ごはんの支度したり、両親に声かけしつつ、様子をうかがって、その他の家事!
デイの連絡帳を確認して買い物リストを作ったり、っていう段取りを考えたり~~~。
父は、玄関の外で、ぼんやりして、気持ちを落ち着かせている様子。
母には、適度に距離を置きつつ、声かけを続けてみる。
妹三女の話し相手をする。
とにかく、昼ごはんの準備ができてからじゃないと、何も先に進まない、スケジュールぎっしりの土曜日なのです。
1週間分の買い物とか準備もろもろ。
そうこうしている間に、母のトイレサインを、見逃しちゃったわけで。。。
準備万端で、トイレ&お着替えしようとなったら。
母、脱ぐ分には脱げたけど、はだかんぼうで、逃げ回る。
母、からだは元気だから、すばしっこい!←部屋中その濡れた靴下、かんべ~~んっ!!!
上手に誘導しないと、パニックになって、蹴られる、たたかれる。。。。。逃げ回る。。。。。
トイレサインに厳重に注意を払わなかったばかりに、大惨事をよぶ~~みたいな。。。
母の呼吸の具合をみながら、声かけの文句をいろいろ変えてみて、いちばん感度が良かったやつで、さらに声かけしつづけて、無理やりにならないよう注意して、お尻をふいたり、肌を拭いたり。。。
そうして、おぱんつ(履くタイプのおむつ)をはいて、ズボンに靴下。
それもなるべく母にやってもらうように気をつけながら。
で、母が動き回らないよう手をつないでおしゃべりしつつ、床掃除。
あ~~~疲労~~~~~。←妹三女と二人いてもやはり
でもでも、その甲斐あって、なんとかお着替、お片付け終了☆
母の気分を逆なでしないよう、気持ちが落ち着きそうな言葉を選んで声かけしながら。
母の気持ちを探りながら。
でも、着替え終わったら、またエンドレスの暴言独り言がはじまっちゃった。。。
妹三女:もしかして水分がたりないんじゃない?
他は、完ぺきだよね?
私:そうかも!
お父さん、水分いつとった?
たくさんとった?
父:そういえば、飲んでないな~。
朝、薬を飲んでから。。。
妹三女:うわ~~~、水分だ~~~~~~!
母の大好きなポ○リスエットを飲ませてみる。
母、水やお茶は飲まないときがあるので、試しに飲んでもらったポ○リは、どんな時でも飲んでくれるということを発見!母の中では、「おいしいお水」となっているよう!ふふふ。
口元にポ○リの入ったコップを持っていっても、しばらくエンドレスは続いたけど、優しくも強引にちょっと唇がしめるようコップを傾けたら、飲むそぶりを見せたので声かけしつつ。
私:お母さん(この日はお母さんと呼びかけたほうが反応が良かった:ちなみにわたしが娘と認識しているかどうかは微妙ですし、わたしの名前なんてわかりませんの。ほほほ)、おしゃべりたくさんしたから、喉乾いたんじゃない?これ、美味しい水だけど、飲んでみない?
母:…美味しいね~、この水は。
私:ごくごく飲めそう?たくさんお口に入れてもいい?
母:(私の持つコップに手を添えながら)美味しいよ!
私:どんどん飲もうか?
母:(ごくごくごくごく)
珍しく、のどが渇いていたようで、普段はほんのすこ~しずつしか、水分を口に含まない母ですが。
飲み込みが良い!
どんどん、ごくごく!!!
しかも、同じ会話を続けながらの、まさかの!おかわりっ!!!←水分をとりたがらない母なので苦労してます。。。
そうしたら、急に、落ち着きました。
私たちの声に、耳を傾け、おしゃべりに相槌を打ってくれます。
妹三女:おかあさん、お昼ご飯できてるよ。食べようか?
母:お昼ご飯ね、作るの手伝うよ。←ここは、とんちんかんなおしゃべりだけど、理解はしてくれてる!
結局、水分不足で、激しくなったというか、暴れたというか、、、、、
恐るべし、水分不足!
母が暴走しはじめたら、水分!
というのは、今年に入ってから肌で実感することが多いのです。
いや~~~、よかった。
そうして、みんなも、水分補給したのはいうまでもない!
穏やかな食卓になりました~~~。
めでたしめでたし!