電話が鳴ると、ドキドキします。
若い頃みたいに嬉しくて楽しいドキドキじゃなく。
たいてい、「悪いお知らせ」。。。だからです。。。
今日の午後、掃除機をかけていたら。
携帯が点滅中。
ドキドキ!
誰?
何?
不安…。
母のデイから。
母が顔面蒼白、手足が異常に冷たくなったので、お布団で横になっている。。。とのこと。
意識はしっかりしています。とも。
どうしちゃたんだろう?
昨日、デイから帰った母を迎えて、夕食までの時間を一緒にゆっくり過ごして、夕食を食べ始めたころ帰宅したわたし。
それまで、2時間半。
穏やかで暖か~い時間を過ごしたけどな~。
確かに手足が冷たいこの頃だけど、手を握っていたらだんだん暖かくなって、精神的に安定する母だけど。。。
昨日もそうして、おしゃべりしながら、ご飯作ったり、生協のカタログみながら注文を考えたよな~。。。
だいぶ脳の機能が低下しているのだろうか?
アルツとわかってから17年。
そろそろなんだろうか?(涙)
スタッフさんに
「どうしますか?いつも通りでいいですか?」
って電話で聞かれたけど、動揺しちゃってあれこれ考えてまとまらず、
私:いつも通りでお願いします。
っていっちゃったけど。
電話を切ってから、施設の病院でみてもらっておいた方がいいのかな?とか、体調が悪くなるような原因なかったっけな?とか、もういろんなことが思い浮かんで収拾つかなくなって。。。
妹次女がパートの終わり時間だと思いつき、電話してみた。
電話でしゃべっているうちに、自分の気持ちが落ち着いて、大丈夫って思えてきた。
妹も、きっと大丈夫、そういう気がする。っていうし。
(我が家は直感を重視する家族で、その直感は毎度、的中。直感家族・・・)
家事を済ませて、早々に実家に走りました。
ちょうど、送りの車がついていたので、詳しくお話を聞けました。
スタッフさん:
アルツの方には、ときどきある症状なんですよね。
でも、初めてだったので、一応連絡したんですよ。
ご心配かけましたね。ごめんなさい。
やっぱり、そうだったのか~。
ほっとすることじゃないけど、ほっとして。
謝って頂くことではないけど、その気持ちが嬉しかったな。
通り一遍の説明じゃなくて、気持ち(愛情)のこもった言葉で。
家族以上に家族らしく、プロとしてのお仕事をしてくださる。
涙でます~~~。感謝です~~~。
デイから戻った母はいつも通り。
わたしの顔をみてにこにこ。
母の好物の柿を剥きながら、おしゃべりして、父と柿を食べてもらう。
今朝からメマリー20mgを飲み始めた父。
やけに舌がなめらかで、しっかりした話し方。
母の状態を聞く様子もしっかりしているし、内容もちゃんと理解できてるみたい。
すごい~~~☆
父にさらに暗示をかけるように、おしゃべりし。
母をよろしく、と帰宅。
それにしても、どきどきした。
帰って、妹次女に様子を報告。
そろそろ覚悟しとかなくちゃなんないのかなぁ~としみじみ。
別れは寂しい。。。
もうちょっと、いっしょにいようよ、母さん。
来週の母の通院のとき、先生に今後の症状とか対処法を聞いておこう。