もしかして・・・・上昇するために必要な
症状だったのかもと、二三日で元通りになった足を見て
思った。
思って、疑わないので人にも話す、
すると、
「最近、骨密度とか測ってる?」とケイさんは言い、
帰って行った。
それも・・・アリ?かな・・・
一方、妹はうんとも、すんとも言わない
多分、聞いてないな・・・・
目が上の空だ、そして
ナニか言いたげだ。
「なんか、面白いこと、あったんじゃない?」
「あったのよぉ~!、聞いてくれる、」
やっぱりね、
「聞く、ブログのネタにしたいし、」
「いいよ! あのね、ツイン・フレームに会ったかもしれない
もしかして、フフフ、」
そうか、これだったのか、そりゃぁ話したいよね、
「ほんと!、教えて、」
「うん・・・・・」
と言ったきり、またさっきの目になった。
二人そろって、せっかちだ、
回りくどくて、要領の悪い話を聞かされるのは、じつは苦手、
できたら、美味しい処だけ聞きたいほう・・・
というのを、お互い誰よりも分かってるので、
「あのね・・・なんか食べてたのよ、」
妹が話し出した。
「トウモロコシみたいなの、・・・・でも粒が細いのよね、
それをね、こんな風にムシャムシャ、」
そう言って、両手で抱える仕草をして見せる、
「それ自分、どんな感じだった?」
「そ、れ、がさ・・・・もう、かわいいのよ、13か、14くらい
フワフワの髪をね、こう上のほうで結って、
ティンカーベルみたいに、
かわいいわけよ・・・・ほんと、かわいかったぁ~」
「うんうん、かわいかったのは、わかったから・・・・で、日本人?」
「ああ、それは・・・・そうじゃない感じ」
「で、トウモロコシ食べてたんだ、」
「そ、壁によりかかっててね」
「ふぅ~ん・・・・ツイン・フレームさんは?」
「横にいた、ね、ね、これがまた超イケメンでね」
「ほんとにぃ・・・ハンサムとか、美形とかじゃなくって、
自分に、いちばん好ましいって、感じじゃなかった?」
「もちろん、そうよ、その上に、ほんっとにイケメンだったの」
「あ、そ、」
「このくらいの髪をね・・・・真ん中分けで、黒い髪だったけど、
ユル~く、カ~ルしてた。
そのお兄さんがさ、美形の」
「うん・・・」
「こっちを、見て言うわけよ、」
「なんて?」
「☆ちゃん・・・○△□が見えてるよ!」
「・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ね・・・○△□って言った?、いま」
「言った・・・見えてたんだって、」
「うそ・・・・ほんとに?」
「うん、・・・・でね、イケメンお兄さんに、そう言われて
シーツみたいのを、下に引っ張って
隠したんだけどね、○△□を・・・・片手は・・・
トウモロコシ、持ったままでね、
ずっと、ムシャムシャやってたよ、」
「・・・もう・・・なんて言うか・・・・・・・・そう!・・・」
「おかしいでしょ、ねぇ~っ、」
「おかしいっていうのか、恥ずかしいよね、ダレも
いなかったの、他に?」
「それがいたのよ・・・・あちこちにね・・・・でも、
みんな平気な感じだったよ」
「ふぅ~ん・・・・、で、その美形のお兄さんは?」
「パンツ穿きだした、」
「え、お兄さんも・・・・ハダカ?」
「そう、」
「・・・・・・・・・・」
「で、穿いてるとこ、見たわけよ、チラっと」
「見たの!」
「うん、見たよ・・・・・そしたらね!」
「うん、」
「ないのよ、アレが!」
「アレって・・・・え、」
「そう、アレ、□△○がなかったの!」
「・・・・・・・・」
「びっくりよ・・・・ねぇ・・・・どう思う、これ」
「ないって・・・・ね、ちゃんと見た?」
「えぇ?、さっきは 『見たの!』 なんて、言ったくせに」
「そりゃそうよ・・・・なかったら、びっくりするするでしょ、
見間違いってこともあるし・・・・」
「なかった!」
「そうか・・・・人は進化してゆくとだんだん、中性化していくと
書いてあったけど、何処かに」
「あ、だからか・・・」
「ということは、イケメンお兄さんは、確かに高次元の人だったってことよね
で、☆ちゃんは○△□があったんだから、三次元地球人!・・・・より、
ちょっと上かもね、フレームさんに会えたんだから、
よかったねぇ・・・会えて、会いたいって言ってたもんね 」
「うん、もう嬉しくってさ」
「夏至が過ぎたら、皆さんもツイン・フレームに会えるでしょう、って
書いてあったよね、ほんとだ!
ね・・・顔がはっきり見えたでしょ!不思議よねぇ
ふつうの夢のときは、後で思いだしても、顔思いだせないのに」
「そうそう・・・・でもね、よ~く考えてみると、なんだか似てるよね」
「ダレに?」
「自分に・・・・、自分を男にしたような感じ、なんとなくね
顔を男顔にして、身体もこう、大きくごっつくしたような」
「そうなのよ、あ・・・やっぱりそうなんだ、同じこと思ったもの自分も」
「そうでしょ!」
「うん、他人が見たら親戚ですか?って言いそうな・・・・
雰囲気かな、そこが似てるような・・・・」
「おもしろいね~、もう、ずっとずっと一緒にいたい感じだった
また、会いたくてたまらないんだけど、」
「たぶん・・・会ってると思うよ、」
つづく