(65) 元々、心配するほどでもない | すずめがチュン

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アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影

もしかして・・・・上昇するために必要な


  症状だったのかもと、二三日で元通りになった足を見て


    思った。



思って、疑わないので人にも話す、


 すると、


「最近、骨密度とか測ってる?」とケイさんは言い、


  帰って行った。


 それも・・・アリ?かな・・・



一方、妹はうんとも、すんとも言わない


 多分、聞いてないな・・・・


   目が上の空だ、そして


 ナニか言いたげだ。



「なんか、面白いこと、あったんじゃない?」


 「あったのよぉ~!、聞いてくれる、」


  やっぱりね、


「聞く、ブログのネタにしたいし、」


 「いいよ! あのね、ツイン・フレームに会ったかもしれない


   もしかして、フフフ、」


 そうか、これだったのか、そりゃぁ話したいよね、



「ほんと!、教えて、」


 「うん・・・・・」


  と言ったきり、またさっきの目になった。



二人そろって、せっかちだ、


 回りくどくて、要領の悪い話を聞かされるのは、じつは苦手、


  できたら、美味しい処だけ聞きたいほう・・・


   というのを、お互い誰よりも分かってるので、



 「あのね・・・なんか食べてたのよ、」


  妹が話し出した。


 「トウモロコシみたいなの、・・・・でも粒が細いのよね、


  それをね、こんな風にムシャムシャ、」


    そう言って、両手で抱える仕草をして見せる、



「それ自分、どんな感じだった?」


 「そ、れ、がさ・・・・もう、かわいいのよ、13か、14くらい


   フワフワの髪をね、こう上のほうで結って、


  ティンカーベルみたいに、


   かわいいわけよ・・・・ほんと、かわいかったぁ~」



「うんうん、かわいかったのは、わかったから・・・・で、日本人?」


 「ああ、それは・・・・そうじゃない感じ」


「で、トウモロコシ食べてたんだ、」


 「そ、壁によりかかっててね」



「ふぅ~ん・・・・ツイン・フレームさんは?」


 「横にいた、ね、ね、これがまた超イケメンでね」


「ほんとにぃ・・・ハンサムとか、美形とかじゃなくって、


 自分に、いちばん好ましいって、感じじゃなかった?」


 「もちろん、そうよ、その上に、ほんっとにイケメンだったの」


「あ、そ、」


 「このくらいの髪をね・・・・真ん中分けで、黒い髪だったけど、


  ユル~く、カ~ルしてた。


  そのお兄さんがさ、美形の」


「うん・・・」


 「こっちを、見て言うわけよ、」


「なんて?」


 「☆ちゃん・・・○△□が見えてるよ!」


「・・・・・・・・・・・・


   ・・・・・・・ね・・・○△□って言った?、いま」


 「言った・・・見えてたんだって、」


「うそ・・・・ほんとに?」


 「うん、・・・・でね、イケメンお兄さんに、そう言われて


  シーツみたいのを、下に引っ張って


  隠したんだけどね、○△□を・・・・片手は・・・


  トウモロコシ、持ったままでね、


  ずっと、ムシャムシャやってたよ、」


「・・・もう・・・なんて言うか・・・・・・・・そう!・・・」



 「おかしいでしょ、ねぇ~っ、」


「おかしいっていうのか、恥ずかしいよね、ダレも


  いなかったの、他に?」


 「それがいたのよ・・・・あちこちにね・・・・でも、


   みんな平気な感じだったよ」



「ふぅ~ん・・・・、で、その美形のお兄さんは?」


 「パンツ穿きだした、」


「え、お兄さんも・・・・ハダカ?」


 「そう、」


「・・・・・・・・・・」


 「で、穿いてるとこ、見たわけよ、チラっと」


「見たの!」


 「うん、見たよ・・・・・そしたらね!」


「うん、」


 「ないのよ、アレが!」


「アレって・・・・え、」


 「そう、アレ、□△○がなかったの!」


「・・・・・・・・」


 「びっくりよ・・・・ねぇ・・・・どう思う、これ」


「ないって・・・・ね、ちゃんと見た?」


 「えぇ?、さっきは 『見たの!』 なんて、言ったくせに」


「そりゃそうよ・・・・なかったら、びっくりするするでしょ、


  見間違いってこともあるし・・・・」


 「なかった!」



「そうか・・・・人は進化してゆくとだんだん、中性化していくと


 書いてあったけど、何処かに」


 「あ、だからか・・・」


「ということは、イケメンお兄さんは、確かに高次元の人だったってことよね


  で、☆ちゃんは○△□があったんだから、三次元地球人!・・・・より、


  ちょっと上かもね、フレームさんに会えたんだから、


   よかったねぇ・・・会えて、会いたいって言ってたもんね 」


 「うん、もう嬉しくってさ」



「夏至が過ぎたら、皆さんもツイン・フレームに会えるでしょう、って


  書いてあったよね、ほんとだ!


 ね・・・顔がはっきり見えたでしょ!不思議よねぇ


  ふつうの夢のときは、後で思いだしても、顔思いだせないのに」


 「そうそう・・・・でもね、よ~く考えてみると、なんだか似てるよね」


「ダレに?」


 「自分に・・・・、自分を男にしたような感じ、なんとなくね


   顔を男顔にして、身体もこう、大きくごっつくしたような」


「そうなのよ、あ・・・やっぱりそうなんだ、同じこと思ったもの自分も」


 「そうでしょ!」


「うん、他人が見たら親戚ですか?って言いそうな・・・・


  雰囲気かな、そこが似てるような・・・・」


 「おもしろいね~、もう、ずっとずっと一緒にいたい感じだった


   また、会いたくてたまらないんだけど、」


「たぶん・・・会ってると思うよ、」






  つづく