ひとの話し、聞いてるだけじゃね、 | すずめがチュン

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アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影

物足りないのは、当たり前、


 自分のガイドを、知りたくて たまらなくなった


  アイさんが、ついに、


やってきました、二泊三日の滞在型 (但し実家)


 「ガイドに会おうね!」セミナー


  但し、三歳と、三か月の二人のコブつき、



ホノちゃんが、来たので、当然 マルちゃんもやってきて、


 それに、三か月の マイカと、四か月の ユウ君もいるので、


それは、それは、・・・・でしたが、


  帰りたくない マルちゃんを、なだめすかして、


 ケイさん親子が、帰っていき、


  マイカとホノちゃんも、寝たのは


 10時、 やっぱりね~・・、



「 遅くなったけど・・・やる?」


 「 うん」


 と言ってるけど、どう見ても、お疲れのようだ、


 「寝ちゃうかな?」


「 ま、明日もあるし、寝ててもいいよ、時間みて 起こすから」



 そう言って 一時間、


  そろそろかな、と思ってると、


 「ほとんど、寝てた!」


  そう言いながら、下りてきた アイさんは、


 かわいそうなくらい、がっかりした顔でして、


  そのまま、部屋に入って 寝てしまいました、



   やれやれ、子育て真っ最中では、


 リラックス → 熟睡 となってしまうのも、ね、


   明日も、今日みたいだと・・・


    困るので、



次の日は、マイカちゃんが寝てる時に、


 アイさんも いっしょに、たっぷり昼寝しました、



夜になって、いよいよ二回目の挑戦、


 「少し、音大きくして」 と、アイさん


「もっと?、 大きすぎない?」


 「ううん、飛行機の音が、聞こえてくるのよ」


「え、もう飛んでないよ、こんな時間だもの」


 「あ、そうか、・・・でも大きくして、集中したいから」



 おお、気合が、入ってる、


 今度は、うまくいきそうだ、


 下で、楽しみに待つことにして、一時間、



なんと、アイさんは、


 きのうよりも、もっと、 かわいそうな顔で、下りてきた、


 いや、怒った顔!


「あ、また寝ちゃった?」


 「ううん、最後の方では、少しねてたけど、・・・・


  ぜんぜん、ナニも見えないし、聞こえないし・・・」


「 そう・・・・」


 「なんでかな!」


「う~ん、なんでだろうね」


 ブスっとしてる アイさんに、お茶を すすめる、



「 うまく、リラックス できてないんじゃないかな、


 ほら・・・、マイカちゃんたちの事が、気になって」


 「そうかもしれないけど、誘導の声にさ、イメージが


  ついていけないような気がする、・・・・・のよね、


   想像力が、足りないのかなあ~・・・ツッ、 はぁ・・ 」



  舌打ちして、ため息をつくアイさんを、


   慰めようがない、


 几帳面で、きっちりした性格が災いして、ガイダンスの


  イメージづくりに、手間取ってるとか?・・・、

 

  すっかり自信をなくして、黙り込んだアイさんに、



「 誘導の声が、入ってないのがあるけど、


 それやってみる?


 ケイさんがね、これが一番気になる、って言ってるんだけど」


  と、ダメ押しをしてみる、


「う~ん、もう寝ようかな!、またダメかもしれないし!」


 と、ヤケクソな返事が かえってきた、


 ナニ、なに、悪いのは私?


 ちがうでしょと、もう一度誘ってみる母心、


「 今日までだし、せっかくだから・・・・


  うま~く、リラックスできたら、今度こそ、かもよ!」


 「・・・・・・・・・・そうね、」



これが、正に当たり!


 三度目の正直に なったのでした、



 なかなか、下りてこないアイさんに、今度もきっと、


  ・・・・だな・・・・


  だったら、なんて、声かける?、


寝たフリでも、してようかと考えてたのに、



 笑いたいのを我慢してるらしい、口をとんがらせた アイさんが、


  メモ用紙 片手に、下りてきた、


   しかも、ガッツポーズ!


 

「メモ、してたの?、 だから遅かったんだ、


  で、なんか、見えた? ガイドさん いた?」


  「それがね、アレ、見えたっていうのかな、」


「ちゃんと、覚えてて、メモできたんだから、そうよ、


 え、こんなに沢山みえたの、」


  どうよ!、とばかりに、テーブルに置かれたメモは、


   七、八枚!



 「うん、すごかった!、次々に 色々なものが見えて、


  覚えるのに必死で、アファメーションで、しっかり、


  お願いしたからかな」



  見ると、びっくりするくらい、ちゃんとメモされてましたよ、


「おお~!、やったね!」


  「やりましたよ、 ハイ!」


   それからの三時間、お茶のんだり、お菓子つまんだり、


   時々、声をひそめながら、


    聞かせてもらった話が・・・・次のもの、


  

  「見えたもの」 は、10の ヴィジョンだったそうで、


    ( 因みにCDは、Touching Graseでした、)



 「最初から、すぐにね・・・・見えはじめた、


  いきなり、万里の長城が 現れて・・・・・あれ、中国?、と思ったら


  それはすぐに消えて、



  次、これは、はっきりしてたよ、


 お城の中っぽい、ところ、広~いお座敷の真中に、


  ポツンとひとり、女の人が坐ってた!



 20代?、もっと若かったかもしれない、


  髪を後ろに束ねて、赤い打掛を着てたけど、


 顔立ちまでは、はっきり見えなかったなぁ・・・・


  ですぐ消えて、


 でさ、今、思い出したんだけど、その人、見てるのよ、昨日


  何にも見えなかった、と思ってたけど、見てる!


   三人、女の人が坐ってた、


  その真ん中のひと、絶対そうだと思う、


    きょうは、一人だったね・・・・、」


「 つづけて、二回も登場? ガイドさんだね! 」





   つづく