当然ですね!、
ガイドさんの姿が、わかったんですから、
その人は、
バチカンの夢の人で、イタリア人だった、
次の日の ヘミシンク中に、
ほんとに・・・・そうなのかな?という迷いが
よぎった時、
すかさず、見せられたヴィジョンが、
公園らしい処で、何かを受け取っている私の手、
それは、こってりとした、ピンク色の、イタリアンジェラート!でした、
「イタリアだよ」 と、
小粋な形で、答えをくれたというわけ、
その後は、
静かに、前を見ていらっしゃるばかりで、
会話はなく、
私も、おんなじように、前 向いて・・・
次に、横 向いたら・・・・消えてましたよ、
あらら、
もうちょっと・・・・交流したかったのに、
つい、ナニ聞こうかなんて迷って、
ぐずぐずしてたのが、いけなかった、
未練がましく、思いを巡らせてると、
次の ガイダンスが、
「 ガイドに、何かをもらってください、それは、ガイドと、
あなたとの交流に、役立ちます 」
・・・・・と言っても、
ねぇ・・・・・もう、いないし、
前に一度、頂いたから、ね・・・・いいか、
あ、手だ、・・・・いや、下半身、ダレの?
私になにか、握らせようとしてる、
これは、
千円札だ!、二つに畳んだ、 一枚だけ、
それを、気軽に受け取って、
そのまま、ポケットにつっこみました、
どうやら、千円下さったようです、
確かに、千円、 一万円ではない・・・です、
もう一度、見ると、
女性です!
若い、30くらい?、木の椅子にかけて、同じ木のテーブルの上で、
何かしてる、
顔だけ、こっちに向けて、少し笑ってくれました、
アイリッシュな感じです、
プックリ、血色のいい頬に、ドリュー、バリモアみたいな
かわいい顎で、
無造作に、横に流した髪は、肩くらいまで、
明るい栗色、
グラマーで健康的、あまり・・・・お洒落してない?
くすんだ、ネイビーの半袖シャツに、デニム、
少し、はにかんだ顔で、こちらを見てます、
「 どんな、援助をしてくれますか」
のガイダンスに、
朝から凝ってた 肩の上に、彼女の手が
いつの間にか、のってます、
これは、いい!
彼女は、二人目のガイドでした。
そういえば、
大きなお金には、とんと縁がないのに、
身の回りのそこそこの小金は、
不思議にいつも、どこからかやってきて、
そんなに、困らずにいられるのは、
そうか、彼女の計らいだったのかも・・・・・・、
なるほど、
だから、千円!
一万円じゃなく、ね、・・・
つづく