あいかわらず、無人島ぐらしのモアイさんに、
ある日、便りが届いた。
カモメ便で、
「あした釣りに行きませんか、ムツオ。」
「キャッホ~」
もちろん、いかいでか。
他になあ~んにも予定はないし。
次の日は、ハリキって行きました。
早朝、4時起きで。
で、つれたのナンのって、
さすが、ムッちゃん。プロです。
秘密の穴場だったんですネ。
なんと、6キロもある平目、ゲットしたんですよ。
クーラーボックスの中から、
アブラののった、サバやアジや色んな魚が、
あふれんばかり、スゴイ!!
とても食べきれるもんではありません。
で、ご近所や知り合いにもらっていただきましょう。
幸い、よろこんでくださったようで。
みなさん、畑をつくっている方ばかり。
次の日から、野菜や、お花がやってきましたよ。
で、きのうは、里イモが山ほど。
やっぱり、ご近所さんです。
こんなに、たくさんのおイモで思い出したのが、
小さいころ、食べたアレ。うまかったなあ~。
よし、つくろう。
まず、ゆずみそ。
ナベに、みそと、お湯すこし(ダシ汁でも可)入れて、
弱火にかけ、みそをのばします。
みりんと、砂糖を入れて、またのばす。ずっと弱火。
ゆずの皮をすりおろして入れる。たあ~くさんですよ。
(皮だけ薄くむいて細かくきざんで、入れても可)
生姜も、すりおろして入れる。
好みで、ゆず胡椒も。
これだけ!
甘さは好みですが、(甘~いほうがおいしいです。)
あとは、焦がさないように、とにかく弱火で、
その昔、食べた、
父方の祖父母の家の、ゆずみそは、
みかん農家だったので、
ゆずのたっぷり入った、
こってりと、それはそれは美味しいものでした。
囲炉裏の火で半日もかけて煮込んで、アメ色になってました。
それを、
竹串にさした、豆腐、丸もち、ゆでて皮むきした里イモに、
かけるんです。
でまた、囲炉裏のふちに並べてあぶる。
タレが、かわいてきたら、またかける。
熱々のをネ。
小さい時は、この日が楽しみで、楽しみで。
旧暦の10月15日、満月。(今年は11月13日でした。)
この晩のお月様は、おそ~く、明け方近くにお出ましになります。
それを、みんなで田楽イモなどを食べて、
昔ばなしなどを聞きながら、待つんです。
祖父は、話し上手でした。
ふだんは、怖いじいちゃんでしたが。
お腹いっぱいになって、ねむくなる頃、
おみやげの、おイモをいっぱいもらって、帰ります。
空には、やっとでたお月さまが、輝いてました。
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ゆずみそ、作ってみてください。
簡単ですよ。
いつも、いつもありがとうございます。<(_ _)>
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