初めて料理した日、いつ頃かな〜、何作ったっけ?
なんて記憶をめぐらせていた。(どぬちゃぬ様のブログ記事に感動しつつ)
そのうち母の事ばかり思い出す。
私が幼い頃の母は家にいて、働いてなかった。
(記憶が正しければ)
中学生になった頃から、私の高い学費のために
社員食堂の管理栄養士として働きはじめた。
献立から料理まで大人数分の社食を切り盛りして、
朝から夕方まで働いて毎日大変そうでした。
そんな生活だったから、平日の我が家の夕飯作り、私や弟が伝うようになりました。
たまにだけど、すごく覚えているメニューが、牛肉のステーキ。
牛肉の下ごしらえ程度ですが、母が帰宅したらすぐ焼いて食べられるように、牛肉のスジ切り?(肉が縮まないように)して、塩コショウふっておく。
お米を研いで炊いておく。
そんな程度でしたが
母はとても疲れていて、機嫌が悪い時もあったけど
毎日、一日中料理ばかりしていたんだなあ〜
それもこれも、みーんな子供のため。
当時の私はそんな事気にもしていなかったな〜
思い出すのは台所に立って料理している母の姿
母の機嫌をうかがいながら、食器の準備とか、配膳とか、後片付けとか。
やりたくなくてダラダラしてると怒られる。
怒られると、ぶーたれたりして。
ぶーたれると、また怒られる。
その繰り返し
大人になって、自分が料理するようになっても
面倒くさいが先にたち、テキトー
結婚したら今度は、なんで私ばっかり作らなきゃいけないのーなんて相変わらず、ぶーたれ
どうしようもないな…私
そんな私だったけど、最近ブログを始めて、そんな得意でもない料理をUPするようになって、少しずつ変わってきた。(と思いたい)
食が心を豊かにするってよく聞くけど、
本当にそうかもしれないと思うようになった
心を込めて作って、一緒に同じ物を食べて、美味しいねーとか、ありゃ?今ひとつ味が足りんね?とか言えるなんて
本当にありがたいことです。
この場を借りて、私のブログをみて応援してくださる皆さんに心から感謝申し上げます
ありがとうございます。
昨夜の夕飯 (記憶をめぐらせすぎて今ごろ?笑)
チキンバー
トマトとキュウリ(オリーブオイルと塩、粗挽きコショウ、レモン、バルサミコ酢で和えました)
大根とイカの煮物
美味しく頂きました