洗濯機
1ヶ月と6日目
昨日の日没
自然の恐ろしさを改めて知ることとなった
サーフィンをするためパスというポイントに向かった
そのポイントには小高い岩の上に360度見渡せる展望台がある
そして私は展望台の上から波のチェックをしていた
海はカレントが発生していて流れがとても強く、サーファーがいくらパドルしてもなかなか前に進まない
川の流れに逆らってパドルしているように見えた
5人に2人ぐらいしかビーチから沖に出ることができない
でも沖には数と合わない人数のサーファーが波待ちをしている
展望台の上から右側を見下ろすと
岩と岩の隙間からサーフボードをもった人影が
見ていたらカレントの流れを利用して右から左へと楽々ピークへアクセスしていた
どのくらい楽々かというと
ビーチから休まずパドルして沖に出るまで15分はかかるとしたら
右から左へ流れて行く方法を使うと1分もかからない
この数字を見ればカレントがかなり強い事がわかる
だがこの方法を真似した日本人のサーファーが痛い目を見ることとなった
この方法は実はかなりリスクの高いゲッティングアウトの方法で
もしパドルの力が弱かったり、コースを少し間違えただけで
ピークのすぐ横にあるギザギザした岩が密集した所に吸い込まれてしまう
展望台からしばらく眺めていると
サーフボードをもった日本人二人組みが
岩と岩の間じゃない
岩と岩の間から出てきた
きっとローカル達の真似をして楽をして沖に出る気だな
っと思いながら見ていると
彼らはコースを誤っていると知らずにパドルアウトをはじめた
一人は運良くすんなり沖へと出ることに成功したが
もう一人は完璧にタイミングを誤りどんどんギザギザ岩の方に吸い込まれていく
本人も事態に気づきあわてて力いっぱいパドルしても、もう手遅れ
彼はギザギザ岩が密集した中に吸い込まれ
その中でボロ雑巾が洗濯機の中でかき回されるように
鋭い岩に刻まれた
おまけに足とサーフボードを繋ぐリーシュコードも切れ
体と離れ離れになたサーフボードは一人泳ぎをして彼の目の届く所からなくなってしまった
彼は運よく小島のようになった岩の上に打ち上げられ
しばらくそこから動くことはできなかった
おそらく相当の恐怖感を味わったに違いない
しばらくすると彼は流れの強い海へと体ひとつでダイブした
そして運良く彼は岸へとたどりつくことができたが
足を引きずりながらズタズタになって岸に流れ着いたサーフボードを手に取り
一本も波に乗らずに帰ってく後姿は気の毒でしかたなかった。
自然をなめてると必ず痛い目にあう。
神武寺マフィアのみんなも気をつけて海や山で遊んでね。
そして気になる仕事の方はなんとか雇ってもらうことができました。
気持ちもリラックスできるようになってイイ波にも乗れるようになってきた
前進前進。
