マスクイケメン先生の声が、廊下から聞こえた!びっくり




マスクイケメン先生は、声までイケメンなんよ〜音譜
ラブ
声が鶴瓶とかじゃったら、それはそれでギャップ萌えなんかな~?笑



先生はパタパタと小走り。

忙しそうじゃ。







真顔







真顔








合コンで忙しいんかな〜笑
おいでニヤニヤ







おっ。びっくり


先生が、病室の前を通る。


もう!


今しかない!


今だ!!


今田耕司〜!グープンプン


よし!

いかにも、『ストーマ申請の件』
的な感じで。


いくど〜✊




面倒臭いババア
「あの・・。先生、すみません。
ストーマ申請の件でお聞きしたいんですけど。真顔キリッ



小走りしてた先生は、
ババアの突然の飛び出しに、急ブレーキをかけた。



マスクイケメン先生
「あっ。うん。」小走りダッシュ



先生って、面倒くさがらんのん。
ニコニコ
質問したら、いつもキチンと答えてくれるんよ〜
おねがい


退院後の抗がん剤の副作用も心配じゃけど、
そんなんも、何回でもキチンと説明してくれるん。おねがいハート



面倒臭いババア
「申請書、どう書けば良いのか分からなくて。←沢山の文字を読むのが苦手な花ちゃんです。笑



マスクイケメン先生
「うん。見せて。」



先生は、用紙を読んだんじゃけど、申請の経験がないんか、結局は先生にも分からんかった。



マスクイケメン先生
「○階に持って行って、聞いてみるといいよ。ウインクそこならきっと分かるはずだから。」



面倒臭いババア
「あ、はい。
ありがとうございます。お忙しいとこすみませんでした。

それと・・・

先生。
入院中は、お世話になりました。
先生のお陰で、楽しく過ごせました。
ありがとうございました。」ぺこり



ただのお礼じゃのに、
ちょ~緊張

滝汗アセアセハッハッ


私は、やっぱりお礼を言うんが恥ずかしくて、
思わず下を向き気味にお礼を言うてしもうた。


普段、
人の目を見てキチンとしゃべるし、相手にも目を見てしゃべってくれる人が好き。

・・なんじゃけど。

恥ずかしいん〜
笑い泣き花ちゃんはイケメンが苦手です。



(矛盾しとるぞー)



先生は、いつものポーカーフェイス。

そして、私の言葉をじっと聞いた後、

そのポーカーフェイスのまま、


に、大きな声で言うた・・








マスクイケメン先生
「後で顔見に行く!(•̀ •́✧)」







え?滝汗






え?滝汗





何なん?その返し。


滝汗滝汗滝汗




マスクイケメン先生は、いつもクール。


そんな先生が、力強く言うた。


まさか、


そんなん言うて思わんかった。



ババアの気持ち。気づかれたんか?
滝汗滝汗滝汗



すぐに、

【これは、他の先生方へのお礼、兼ねてるんですよ。】

という感じに、付け加えた。
滝汗あせる




面倒くさいババア
「加トちゃんの先生達に、宜しくお伝え下さいね!滝汗

だって今、他の先生いないからね。たまたま通りがかったのが、あなたなだけですからね。
あなただけに特別に言うてるわけ違うでしょ。
み、、みんなへのお礼ですからね。💦



マスクイケメン先生
「後で顔見に行く!(•̀ •́✧)




うえぇええ?滝汗あせる



2回言うた・・
笑い泣きひ・・笑



先生は2回、力強く言ったのだ。




滝汗な、なんか、思うてたんと違う展開・・




イケメンが苦手な花ちゃんは、つい恥ずかしさが出てしまったようだ。



絶対気づかれとる。滝汗滝汗滝汗気づかれとる。気づかれとる。気づかれとる。ヤバヤバヤバヤバ・・
絶対気づかれとる。滝汗滝汗滝汗気づかれとる。絶対気づかれとる。滝汗滝汗滝汗気づかれとる。
絶対気づかれとる。滝汗滝汗滝汗気づかれとる。絶対気づかれとる。滝汗滝汗滝汗気づかれとる。

気づかれとる。

づかれとる。

気づかれとる。

気づかれとる。

気づかれとる。

気づかれとる。

気づかれとる〜






は、







は、






恥ずかしい。笑い泣き


違う〜ん。
お礼言うただけなんじゃもん~チュー
(違わんけど。笑い泣き




お礼言うたくらいで、好きじゃと思うんやめて〜
(思うとるけど。笑い泣き



笑い泣きエッエッ。


笑い泣きエッエッ。



あれだけ恥ずかしがり屋じゃけん、計画的にお礼を言うたのに。


先生は、あっさりと見破ってしまったようである・・





おばちゃんの秘めた恋〜
笑い泣き
秘密の箱、勝手に開けちゃだめ〜
笑い泣き笑い泣き笑い泣き




それにしても、先生。
顔はキリッとポーカーフェイスじゃけどね。
え?
なんか嬉しそ〜?笑ニヤニヤ










てゆうか。






男のくせに、カン良すぎじゃろ?
照れ


これは、
2つ考えられるんじゃけど。ニヤリ



その①
先生は、学生の頃からイケメンの人生を歩んで来たけん、とてもモテてとった。


「フッ。また俺のこと好きになったやつが一人。」

的な?
じゃけん、
自分に好意がある女は、すぐに見分けられる。



逆に、



その②
実は小学生の頃から、バレンタインデーなどには、縁のない少年時代を送っていた。


「ぼ、ぼ、ぼ、僕ちゃんでいいんですか?」

じゃけん、
お礼でさえ嬉しく、滅多にないシチュエーションに、過剰反応してしまう。











これは、










まさか・・







まさか・・







まさか・・









まさかりかついだキンタロー?


ていっ。

↑この要らない画像〜笑





まさか、先生?





















マスクの下は・・






??😳






ここへきて、、疑惑が急浮上。






滝汗・・。










そして、

その後、先生は忙しいみたいで、またパタパタした感じに、去りながら私に言うた。


エレベータの方へ戻りつつ、振り向きながら早口気味に。



マスクイケメン先生
「ストーマーの申請場所わかる?」




「はい。多分。」
(いや、そんなことよりも・・)




マスクイケメン先生
「○階の○○の近くだからね。」





「はい。」
(先生・・もしかして・・)




マスクイケメン先生
「分からなかったら、聞いてね?」





「はい。」
(もしかして・・。)




マスクイケメン先生
「用紙に記入して提出しといて!」



「はい。」
(マスクの下は・・・)




マスクイケメン先生
「じゃぁね!」






先生滝汗

もしかして・・滝汗



マスクの下は

出●哲朗ーー?
😱😱😱😱😱😱

 




「はい。ありがとうございます。」
ペコリ





せんせ〜〜〜
もう、ストーマーの申請はどうでもいいですー
笑い泣き




抗がん剤への不安もどうでもいいですー。
笑い泣き


今が一番の不安〜
笑い泣き



こんな気持ちのまま、退院出来ませんー。
笑い泣き



ババアの治療の行方は、



マスクイケメン先生に掛かってるんですーーー!!
笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き



もう、
祈るのは、

治療が上手くいきますように・・
じゃなくて、

どうか先生が
出●哲朗じゃ
ありませんように!!!
🙏🙏🙏🙏🙏🙏





こうして、

これから始まっていく、先が見えない抗がん剤治療の行方に、

マスクの下が見えない先生の行方も重なり、

花ちゃんの波乱の闘病生活が始まっていった。。。





💩これは、ド変態ババアが生きるために必死にがんばる、とても真面目な闘病記です。