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秋桜の日記~福島県民200万分の1の声~

福島の自然・福島の日常・福島県民の一人である私の想い・そして福島の歌うたい「aveさん」の事を書いています。
福島県民の200万分の1の声と思って聞いていただければ嬉しいです。

うちの旦那さんは 今でいえば
「モラハラ夫」だと思う

炊事 洗濯 掃除は 当然の様に「女の仕事」
そのうえ
我が家は 自営業だから
家業をやるのは「嫁として当然」
仕事が終わらないうちに家事をやることすら怒られた
家事は「女の趣味」とでも思っていたのだろうか

私が家事について 文句を言うこと自体が
気に入らなかったのだろうから
当時 いくら話し合っても平行線というか
「俺はやらない」の1点張りだった

少なくとも 昭和20年代の男は そういう人は珍しくないのかもしれない


しかし
時代は流れ 例えば
「浪花恋時雨」なんて曲は
今、世に出たら バッシング間違いなしだろうw

時代の流れは
我が家も例外ではなく
それには 私自身の意識改革や戦う努力もあったのだが

そりゃあ 当時に比べれば 改革されてきた
3年ほど前(やっとw)からは特に変わってきた


その一つとして
『私が出かける時には 夫のご飯は用意しなくていい』ていうか『しない』

ということは
以前は 絶対必ず用意していたのだ

時間が無さそうな時には 前の日から用意しておくとか
どうしても 無理な時には 弁当代のお金を置いていくとか
(それも「すみません」と謝りながらw)

自分が食べないご飯を用意するというのは なかなか大変である

作り置きだから 冷めてからチンしても大丈夫なもの
大抵出かけるのは土曜日だから 酒に合わないカレーはNG

おでんとか オムライスとかは 良く作ったものだ

ある時
「今日は(冷凍の)イカ刺でいいから」て言われたことがある

・・・・で、いい。

と言われましても
真空パックになっている イカを出して お皿にそれなりに盛りつけて

・・・・
それだけという訳にもいくまい??

イカ刺に合う もう一品
煮物とか? どうする??

私は 土曜の仕事を終えて 昼ご飯作って 片付けて
洗濯物も干さなくちゃ
油臭いから 風呂に入っていきたい
化粧だって 着ていく服だって パパっっとできない
着替えや鏡のある寝室では 旦那が昼寝をしている

なんかなーーーー
こういうのが ものすごいストレスだった


しかし
主婦の「くせ」に遊びに行くときに 
家の中の事やご主人様のご飯を用意していくのは 至極「当たり前」な事なのだ


紆余曲折の末に
「ご飯の用意はしない」とした


なのに 最初の頃は どうしても「後ろめたい」という気持ちがわいていた

後ろめたいが故に
旦那に何も言われていないのに
「何か言われるんじゃないか」「不満に思っているのではないか」と考えしまう
そして なくとなく ぎこちなくなったり
「こう言われたら、こう言おう」と
言われもしない文句の言い訳を悶々と考えたり(^^;)

だから
「「後ろめたい」と思わないようにしよう!」と意識的に思うようにした


という話を娘にしたら
『「「後ろめたい」と思わないようにしよう!」』と言うのは
再び「そう思ってしまう自分を否定すること」になるから
良くない

とアドバイスをもらいました


なるほど・・・・
こういう 心の内面について 話せる人って
今 現在は 自分の周りには居ないから
新鮮で懐かしい感じがした


思わないようにしよう 思わないようにしよう・・・と思えば思うほど、思ってしまう
ピストルさんの歌にもあったね
「君を想うのはよそう 君を想うのはよそう て、今も君を想っている」


思ってもいいんだ。
と思うと 逆に 思わなくなる気がする(^^)

更に、こういう風に文字にすると
再確認できる
自分の不満を文字という形で吐き出せば
吐き出したバケツの底には
1つくらい『良いこと』が出てくる

かも知れない。


頑張らず 頑張ろうぴかぴか(新しい)