2022年1月27日、ヘミペニス脱で手術したカメちゃん。術後は低め安定していました。毎日投薬、強制給水、強制給餌。
でも、2022年2月7日。
突然の下血。最初尿酸の周りに血がついていて気づきました。便が出た後にもぽたっと。
出血量が少なかったので、肛門出口が切れた可能性も考えて様子を見ることにしました。
翌、2022年2月8日。
最初、便は普通だったので安心したのですが、その後ぽたぽたぽた…3ml程の出血。
ちなみに我が家は先代パンサーカメレオンが弱ったときに枝から落ちたことがあり、介護用カゴを設置しています。体調悪くても落ちない。
外科的に止める事は無理だと分かっていましたが、止血剤が欲しくて2月8日朝クリニックに相談。キャンセルを待って、2月8日17時10分に受診しました。仕事?全てかなぐり捨てましたよ…。
最初1月27日に切除したヘミペニスの断端からの出血を先生は疑っていました。飼い主は違うと思っていた。だったらもっと早いタイミングで出るハズ。怒責により出血しており、再び緊急手術となりました。
結果、断端は問題ないがヘミペニスの収まっている部分の粘膜からじわじわと出血しているとのこと。全身状態が悪く凝固系が乱れた結果だと思います。お尻周りも浮腫んでおり、しっぽの先端は壊死し始めていました。昨日はなんとも無かったのに。
敗血症、septic shockの状態である事は飼い主にも分かりました。表情にも死相が出ていて、それでも病院では目をぱっちりさせていたカメちゃん。先生もこれまですごい頑張っている、普通なら目は閉じてる状態なのに。と…。
止血剤の点滴をしてもらい「今週末の気圧の変化に耐えられるかどうか、頑張って欲しいけど…」先生の言葉に、飼い主も出来ることをしてあげる。と答えました。
家に帰ってきたカメちゃん。病院では目ぱっちりでしたが、さすがにお疲れです。
それでも、ケージに戻すと枝に頑張ってしがみついていました。
2022年2月9日早朝、カメちゃん逝去。
その姿は、目はぱっちりと、新しい1日の始まりに活動を始めようとしているようでした。
本当に最後の最後までカメちゃんは生きようと頑張っていたんだな…と思いました。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。