2022年1月10日午前、クリニック再診。

この頃カメちゃんは本当にしょぼしょぼで、徒歩5分もかからないとはいえ、受診はかなり悩みました。相当なストレスになるし、第一薬を飲ませる事が本当にカメちゃんのためなのか?

年末頃から口の中が綺麗に治っている事は分かっていました。でも全身に広がるツブツブ、アンニュイな感じ。弱っているのは明らかです。


受診は出来るだけストレスを減らすために、いつもカメちゃんが起きている時間にしていました。1月10日受診の時、カメちゃんは意外と動き回っていました。確かにこの様子だけ見ると、そんなに弱ってない…?と判断される可能性もある位です。口の中はやっぱり綺麗に治っていました。ホルモン剤は効いているようなので継続、口も綺麗になっているので抗生剤も継続。


それで診察が終わりそうだったので、手足の浮腫の経過と、全身特にしっぽのツブツブについて説明しました。全身のツブツブは「なんか変だねー」と。やはり感染か癌が考えられる、とのことで組織を擦過して顕微鏡で診察。感染ぽい、ということで新たに抗生剤が処方されました。


「顆粒、飲ませられる?大丈夫?」

どんと来いです。飼い主にはタオル戦法があります。2度目の液体抗生剤は緑膿菌に効果があり、顆粒の抗生剤は皮膚への移行性が良いそうです。計3種類のお薬が処方されました。感染か癌かをしっかり調べるなら、ガッツリ組織をとって検査する事も出来るそうです。でも、それは希望しませんでした。癌と分かっても何も出来ないし、今のカメちゃんにはガッツリ生検に耐える力はありません。先生も同感でした。


この日から、カメちゃんの病状を記録しようと決めました。どこかで、衰弱していくカメちゃんと向き合えない自分を自覚していました。出来る事は頑張るけれども、写真を撮る時は出来るだけ元気に見えるカメちゃんを撮っていました。ブログにカメちゃんの衰弱を書くことも出来ませんでした。


でも、カメちゃんの毎日を記録として残さなければ…と、思ったのです。

2022年1月11日のカメちゃん。


しっぽのツブツブ。


顔、腕にもツブツブ。